日本語教師アシスタントは、日本語教育の補助だけでなく、現地の人々の、意外な習慣に触れ、新たな発見をすることも多々あります。
ニュージーランドの学校の様子
学年末になり、シニアの生徒のPrize Givingのセレモニーに参加しました。先生方は出身大学の黒いガウンを着て、すごく重々しい雰囲気でした。
私もガウンを借りて参列しました。
19:30から23:00まで続いて、座って観ているだけでしたが、疲れました。
今年の最優秀生徒は、なんと、日本語を履修していた中国系のY13の女の子で、ちょっとうれしかったです。
日本語のクラス
ウェブサイトを活用
うちの学校は、P5の授業の時は、コンピュータールームに行って、ある日本語教育関連のサイト(www.japanese.ac.nz)のサイトの中にある、日本語プラクティスのページのゲームをやらせています。意外とふだん授業を聞いていない生徒に限って、集中してプレイしています。文化の紹介や昔話のページもあって便利です。
あと、折り紙については、「おりがみくらぶ」(https://www.origami-club.com) を参考にしています。
簡単な物から難しいものまで、いろいろそろっていて、分かりやすいサイトです。
時々、教える順序を間違えて、生徒をコントロールできなくなって、反省しています。特にY9は、一度集中力が切れると、なかなか取り戻しにくいです。
オフィスの整理
1日2時間しか日本語の授業はないので、余った時間に教室とランゲージ・オフィスの整理をしています。日本語の先生は相変わらずミーティングで忙しくしているし、ドイツ語の先生もレポートなどで忙しそうなので、私が別にやる必要はないんだろう、と思いつつも、見るにみかねてやっています(嫌々ではありません)。
ウェスタン(西洋人)は、棚の真ん中に物を置くので、詰めればまだまだ置ける、とつくづく習慣(性格?)の違いを感じる今日この頃・・・私ってやっぱり日本人だわ・・・と痛感。
トラブル等はありませんが、先生方は、レポートやコースで忙しくされていて、かなり放任されていたこの1ヶ月でした。でも時間のある時は、できるだけヘルプにつくしたつもりです。
ホームステイ生活
ホストシスターたちは、二人とも試験中だったので、家の中が静かでした。末っ子の男の子だけが騒いでいて、ある日、あまりにわがままだったので、父親にメチャメチャ怒られていました。たぶん、ぶたれたと思います。ニュージーランドの人も、しつけで子どもを叩くこともあるんだ、と感心しました。たまには必要だと思います。
英語の勉強
ケンブリッジ大学出版のボキャブラリ―本のAdvanceがやっと終わったので、1つ下のを始めています。前のは超ハードだったので、時間がかかっていたけれど、相変わらず辞書を引きまくっているので、なかなか進みません。
英語の単語も言いたいことが出てこないけれど、最近、日本語も出てこないことがたびたびあって、ちょっとショックです。
年末は日本に一時帰国し、1月下旬にまたニュージーランドにもどって来る予定です。
#ニュージーランド・北島・オークランド近郊の学校で日本語教師アシスタント