オーストラリアでは、Student Centred Approach(生徒中心主義) に基づき、とにかく生徒に発言させたり、といった生徒の主体性を引き出す教育が重んじられています。
学校でのできごと
学校が遊園地に変身
学校でSpring Fair(スプリング・フェア)が開かれ、出店やバザー、移動動物園、遊園地にあるようなぐるぐるまわる本格的な絶叫系アトラクションなど、とてもにぎやかでお祭りみたいでした。近くの学校に出向
近隣の小学校が、 Japanese Day という日を催していたので、日本語の先生がやっている太鼓グループの子どもたちと一緒にその学校へ出向き、演奏しました。他校の Japanese Dayの様子やアクティビティなど、とても参考になりました。、
日本語のクラス
七五三や地理
PrepからGrade2 には七五三について教えました。子どもに浴衣を着せてあげました。千歳飴のことも教えてパッケージを作りました。Grade3,4には日本とオーストラリアの地理について教えました。子どもたちは結構、興味を持って比較したりしていました。比較学習は効果があるようです。
日本の地震を伝える
Grade5/6が、今学期 Natural Disaster(自然災害)をテーマに勉強しているので、日本語のクラスでも、そのトピックに合わせて、地震、津波、台風など取り扱うことにしました。先日は地震についての授業が終わったところですが、子どもたちは「今まで何回くらい地震を経験したの?」「一番大きいのは?」と興味津々でした。なかなか答えづらい質問も多かったですが、インターネットで日本の大震災の時の写真を見せたところ、子どもたちは相当衝撃を受けていました。
クラス運営の注意点
6年生があと1ヶ月もしないうちに卒業するので、やる気がなく、授業しにくいです。日本語の先生とともに毎週月曜日に戦っています。やはり子どもたちが発言する授業にしなければ楽しくないな、と思いました。
ヒント:
オーストラリアでは、Student Centred Approach(生徒中心主義) が授業では大切とよく言われます。つまり、生徒が主体的に参加する気持ちになるような授業のことですが、生徒の発言を引き出せるような工夫がポイントになります。
先日は日本語の先生が急にお休みして、少し焦りましたが、この先生がオーストラリア人とは思えないほど気の利く先生で(笑)、わざわざメールでその日何をすればよいか教えてくださって、何とか1日を乗り切ることができました。
ホームステイ生活
ホストファミリーの親の教育方針もあるので、ヤンチャな子どもをどこまで叱っていいのか、悩むときもありますが、今のところ大丈夫です。週に1度くらいのペースで日本食を作ったり、片づけを手伝ったり、最近は本当に家族の一員として時間を過ごしているように感じます。
先日、誕生日を迎えました。ホストマザーとホストファザーはすごいご馳走を用意してくれて、1番上のホストシスターは、学校の教室をまわって、特大バースデーカードに、なんと600人近い生徒らの直筆サインを集めてプレゼントしてくれ、本当に感激しました。
英語
映画を観る、家族と話す、話を集中して聞くようにしています。あと、語彙を増やすよう、単語集を開くようにしています。年末は日本に一時帰国することにしました。1月末にオーストラリアにもどってきて、新しいホームステイ先へ移動する予定です。
#オーストラリア・VIC州メルボルン郊外の学校で日本語教師アシスタント