オーストラリアでの日本語教育活動が自信に

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日本語教育活動の集大成として、活動を終える学年末に、オーストラリアの学校で Japanese Day(日本の日)を開催した日本語教師アシスタントもいます。

Japanese Day

学年末に自ら企画・立案した Japanese Day を開催しました。

全校生徒を4つのグループに分け、半日かけて4つのアクティビティを体験してもらいました。

4つのアクティビティとは、

  1. 箸レースとかぶと作り
  2. お好み焼き作り
  3. 花いちもんめと書道
  4. はっぴ作りと伝統おもちゃ

です。

Japanese Idol

ランチの後は、こちらの「Australian Idol」(元々は「アメリカン・アイドル」派生のもの)をマネして、「Japanese Idol」を行いました。
「Japanese Idol」とは、簡単に言うと、カラオケ大会みたいなものです。

当日は8人の日本人ヘルパー(日本人留学生など)のおかげで、すべてのアクティビティをスムーズに行うことができました。

また、生徒や先生、保護者のみなさんからも高い評価をいただきました。

このJapanese Dayを行うにあたって、何度もシティまで買い出しに行ったり、申請によって日本領事館から箸レース用の景品(折り紙・絵葉書セット・ボールペンなど約100点)を給付していただいたり、伝統オモチャ、浴衣、はっぴを貸し付けしていただいたりしました。

自分で企画し、このようなイベントを日本語教師アシスタント活動の最後に実行し、成功させたことは、これからの自信につながっていくと思います。

8ヶ月の日本語教育活動を振り返って

私は日本語教師としての生活を、今月を持って終了します。当初は長いと思っていた8ヶ月も、今思えば一瞬でした。

派遣初日からの5日間のキャンプ(5,6年生)から、最後のJapanese Dayまで、すべての行事が新鮮で、印象深かったです。

「さすがオージー!」という行事もいくつかありました(笑)。

この日本語教師アシスタント・プログラムに参加して、いなければできなかったような体験が、たくさんできてよかったです。

この間に、本気で日本語教師になりたいと思ったこともあれば、本気で日本に帰りたいと思ったこともしばしばあります・・・。

でも活動を終えた今、思うことは、「やってよかった!」この一言に尽きると思います。

積極的にコミュニケーションを取ることによって、特に子どもたちとは良い関係が築けたと思います。

派遣校について

私が派遣された学校は、全校生徒数約130人の小さな小学校です。

正規の日本語教師がいなかったため、授業はすべて自分一人で考え、教えていました。

クラスでは、やはり体を動かす授業のほうがウケが良かったような気がします。特に日本版ドッジボール、花いちもんめ、相撲は大人気でした。

しかし、全体を通して思った事は、折り紙はオーストラリアの子どもたちには難しすぎるということです。

3ターム間を通じて、いろんなことを教えたつもりですが、生徒はどこまで理解してくれたか・・・。まぁいいか(笑)。

ホームステイ生活

3つのホストファミリーを経験し、お世話になった3家族は、本当に良い方たちばかりで、自分でも恵まれていたなぁ、と思います。

温かな家庭で過ごせたおかげで、自分の家族観がいい意味で変わりました。
帰国する時は、今、ステイしている家族が空港まで見送りに来てくれる予定です。

英語については、特に努力らしい努力はしていませんが、この8ヶ月間で、少しは自分の英語力が伸びたような気がします(maybe...)。

これから活動する方へ

これから日本語教師アシスタント活動をする人がいたら、頑張ってください。

「自分はこういうことをした!」というものを何か1つ残して来て下さい。

私の場合は、それがJapanese Dayだったと思います。

なんか説教臭くなってしまいましたが、またこの時を語り合える時が来たら、ファンタスティックだと思います。

長い間、お世話になりました。

活動中は、特に大きなトラブルはなく、快適に留学生活を送ることができました。

すばらしい学校に派遣していただき、本当に感謝しています。胸を張って日本に帰れます。

#オーストラリア・VIC州メルボルン東部の学校で日本語教師アシスタント

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