ダンスで成長していくカナダの子どもたち

カナダ 異文化 学校行事 教案 日本語教育

t f B! P L

日本と違って、ダンスがコミュニケーションの手段として定着している欧米圏では、学校などでも盛んにダンス・パーティーが開かれています。

「大人の証」のダンスパーティー

今月はホームカミングパーティーがありました。

カナダの子どもたちはダンスが大好きですね。

このダンスは11年生と12年生だけが参加できるダンスでした。「上級生だけ」ということで、参加することが「自分たちは大人」という証明になるとか、ならないとか。

パーティーに必要な大人の数が足りなくてキャンセルになりそうだったので、監督役として私もパーティーに参加しました。

今回は見張りなのでまったく楽しめませんでしたが、生徒たちがとても楽しそうだったので何よりでした。

そして今月末、パーティーの主催者である生徒会から、感謝状とかわいいチョコレートをもらいました。

感謝状はとても長い文章で、心がこもっていて、とてもかわいかったです。

日本語のクラス

季節について調べて日本語で発表

上級生のクラスにやらせたグループワークはとても効果的でした。

グループごとに違う国の季節について調べさせて、日本語のポスターを作ってもらい、その情報を使って、季節の歌を作って、国についてと歌を発表してもらいました。

日本語が得意な子を中心に、できない子も頑張って菓子を覚えたりと、自分の特異なパートを作り、想像をこえるくらいとても良いプレゼンテーションをしてくれました。とても楽しませてもらいました。

子どもたちを信じる

カリキュラムにそったテキストベースの普通の授業がほとんどなので、毎回、説明が生徒に納得いっているのか心配になって、一人で反省しているのですが、生徒が「先生、大丈夫だよ!心配しないで!わからなかったらわからないままにしないから!」と言ってくれるので・・・たぶん、大丈夫でしょう。

もうすぐクリスマスなので、少しだけ楽しいクラス・アクティビティを考えています。

ホームステイ生活

今月はホストファミリーの親戚がこの家に勢ぞろいしました。大きい家ではないので、家に一人叔父さんがステイして、ご近所に数人止まって、残りはホテル、と大勢でした。

家にステイした叔父さんはアメリカの大学でドイツ語の先生をしている方だったので、私がドイツで暮らしていたことを知ると、二人の時は、ドイツ語で話しかけてくれました。
久しぶりにドイツ語を使ったので、舌がまわりませんでした。言葉って使わないとすぐ忘れてしまいますね。

ふだんは、相変わらずホストシスターと一緒にタップダンスのスクールに通っています。最近やっと形になってきて、人に見せられるものになってきました。

学校で心掛けていること

これまで通り、自分から話しかけることだと思います。自分のクラスやクラブの生徒ではない生徒や、話したことのないスタッフでも、目が合ったら自分から笑顔で挨拶することを心掛けています。

英語は、地道に英語のワークブックを進めています。同時に勉強している中国語と韓国語も、英語で書かれているテキストなので、それなりに英語の勉強にもなっています・・・と信じています。

#カナダ・BC州バンクーバー東部のセカンダリースクールで日本語教師アシスタント

QooQ