多国籍な生徒で構成されているニュージーランドの小中高校では、エスニックフードフェアや、マルチカルチュラルウィークといった各民族に関する発表会や交流会などが学校行事として頻繁に催されています。
学校でのイベント
エスニック・フード・フェア
11月は学校でエスニック・フード・フェアがありました。手伝う生徒たちは午後の授業は出席免除になりました。マオリの料理「ハンギ」はグランドの隅に穴を掘って火を焚いて作っていました。
私は日本語の生徒たちと巻き寿司を作りました。大盛況で20分くらいで完売しました。
キャンプ
また月末にはY9の生徒たちとキャンプへ行ってきました。生徒たちがTubingをする川を、ザブザブ歩いて下ったり、4時間のTrumpingをしたりしてきました。日本語のクラス
日本文化紹介の枠をもらえた
毎回、「Cheap & Cheerful Culture Spot」の時間をY9とY10でそれぞれ15分くらいもらえるようになったので、日本文化などをいろいろ紹介できるようになりました。特にJumping Frogの折り紙はY10の生徒に人気で、「Competitionするからもう1枚ほしい」と言われました。
ニュージーランドの子どもたちは、何を紹介してもそれなりに興味を持って聞いてくれます。ただ、私が言葉(英語)につまったり、質問に答えられないで間が開くと、いつのまにかザワザワとしてしまうことがあります。
ラジオ体操
別の日にはラジオ体操もしました。それぞれ英語版と日本語版をやったので、私は1日に4回も体操することになりました。「誰もやってくれなかったらどうしよう・・・」と心配してましたが、結構、みんな付き合ってちゃんとやってくれたのでよかったです。Y9のほうがふざける子が多かった・・・かな。擬態語は難しい
擬態語や重ね言葉など、おもしろいサウンドの言葉を写真や絵を使って説明しましたが、その言葉の雰囲気をわかってもらうのは難しいな、と感じました。日本人は自然と出てくる言葉なんですけどね・・・。スタッフルームでは
スタッフルームではとりあえず人のいるテーブルに行くようにしています。なかなか会話に混じるとまではいきませんが、ヒアリングの練習と思って近づいています。でもだんだん頭で違うことを考えたりして、そんな時に限って「あなたは?」なんて声掛けてくれたりするので焦ってしまいます。
好意的に接してくれる先生たちと、少しでも会話が続くように努力しています。
子どもたちとは授業以外でコミュニケーション取るのは難しいです。挨拶するくらいでなかなかそれ以上の話はできません。
ホームステイ生活
同じくホームステイしているアメリカ・ニューヨークから来ている男の子はとてもとてもおしゃべりで、彼がワーッと話をしているときは家の中がとてもにぎやかです。私も話したいのですが、ホストファミリーは私の英語に付き合うのが面倒なのか、あまり熱心には話を聞いてくれないので少し寂しいです。
何を言ったのかな?と思って聞き直しても、「独り言」とか「犬と話してたの」と言われちゃうので、ついつい私も言葉数が減っています。
「シャワーは10分以内に」と書いてあったのに、突然「5分以内に」と直されていました。そのことについて何か言われた訳ではないので、今まで通り使っています。もちろん、お湯は大切に使っていますが、「5分」なんて絶対無理です。
英語
「ESOLの授業に出たい」と日本語の先生に話したところ、「あなたは"もちろん"日本語のアシスタントでしから、私が社会の授業の時だけ、ESOLに行ってもいい。クラスがない時はダメ。」と言われてしまいました。ESOLの先生に相談し、受講させてもらうことになりました。でも11月半ばからだったので、ほとんど通常の授業もなくなり、断られた先生もいて、結局、3時間くらいしか受講できていません。
家ではハリーポッターの1巻を見つけたので、日本語では一度読んでいるから少しはわかるだろうと思い、読み始めましたが、まだ1章も終わっていません。
今学期も残り少なくなりました。うちの学校は12月7日の午前中までで終わりの予定ですが、それまでも、もう授業はないようです。
今学期はストや行事や試験で、授業がなくなることが多くて、少し物足りない気がしました。
年末年始のホリデーは旅行をしたいと思いつつ、まだ具体的には何も決めていません・・・。
#ニュージーランド・北島・ウェリントン近郊の学校で日本語教師アシスタント