生徒が先生を評価し称える海外の学校

ニュージーランド

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海外の学校では、ほぼ自発的に、定期的に生徒たちが先生を評価して、表彰する、という習慣があるところもあります。ポイントは、悪い点を指摘するのではなく、良い点を取り上げて指摘して、称える、というところが大切なようです。

お互いを褒め称える「教育」

先週の金曜日のティータイムに、何人かの生徒がスタッフルームの各先生に、花と賞状を渡しに来て、表彰していました。

詳しいことはわからなかったけれど、生徒たちの間で先生の日頃の評価を募って、先生の仕事ぶりを称えているらしく、こういう習慣っていいなぁ、と感心しました。

NZの学校での活動風景

日本語のクラス

Year9と10のクラスで、日本の歌謡曲を聴いてもらいました。できる範囲で歌詞を訳して配ったら、元の歌詞と見比べて楽しんでもらえたみたいです。

折り紙もやりました。私は上手なグループを受け持ち、カメラ、鶴、蛙、百面相を教えました。
カメラの時、「ハイ、チーズ!」と言うことを教えたら、面白がっていました。

ふだんアクティビティがないときは、私は教室をまわって生徒の質問に答えるようにしているのですが、先生に聞いたほうが手っ取り早いと思うのか、決まった子以外はあまり質問しません。

私も生徒への尋ね方などもっとバリエーションを増やしたりする工夫をしなければ、といろいろ考えています。

まだ英語を話すのに余裕が無くて、そっけない感じに聞こえるのかなー、とも思います。

日本語担当の先生とは授業内容等を話す時間がほとんどなく、授業中、何をしたらいいのか、わからない時があります。授業中とか終了後になるべく確認するようにしていますが・・・。

難関なスタッフルーム

スタッフの人達とはなかなかコミュニケーションを取ることができません。ティータイムやランチタイムは、ヒアリングの訓練と思い、ひたすら耳を傾けるのみです。

予想できる質問にはすぐ答えられるように答えを前もって考えておいてます。

生徒とは挨拶をする程度です。まだ名前を覚えていない子が多いので、頑張って覚えようと思っています。

日本人の留学生が1人いて、その子の友達に、放課後、何度か日本語を教えました。実際、自分で教えるのは難しかったけれど、日本語クラスの生徒以外の子と知り合えて良かったです。

英語生活

できるだけ新聞をホームステイ宅や学校で毎日読むようにしています。あと、学校の図書館で簡単そうな本を借りて読んでいます。

1人のときはTVもよく観ますが、チャンネルがなぜか2つしか映らないのが残念です・・・。自分の部屋にいるときは、ラジオを聴くようにしています。

ホームステイ生活

とても親切なホストマザーです。仕事や何かで彼女が出かけるときは、1人なので少し寂しいですが、夕食のときなど2人きりの時にはじっくり話を聞いてくれるので、特に不満はありません。
今日から2週間だけ、高校生の女の子が短期滞在するようです。

私は毎日食べてばかりいて、海外生活でよく言われるように、太ってしまいそうです。ウォーキングも兼ねて、暇なときは町まで歩いて行っています。

ショッピングモールやカフェなどたくさんあって、慣れたら楽しいんだろうなぁ、と思いますが、まだ一人でカフェに入る勇気がありません。

学校もそれほど忙しくないので、自由な時間がたくさんあって、けっこう、持て余しているくらいです。

最近、学校帰りなど、どこかくつろげる場所はないか?といろいろ歩き回っています。ワイカト川沿いや中心街の広場のベンチでボーッとするのが、この頃、気に入っています(笑)。

#ニュージーランド・北島中央部の学校で日本語教師アシスタント

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