ひらがな50音表

外国人が、日本語の文字をどのようにとらえているか が、例えばひらがなの50音表をそれぞれ一文字ずつカードにして、パズルゲームにしてみるとよくわかります。

また、黒板に書く板書の文字(癖字)によっても、外国人の生徒によっては、まったく違う文字に見えたりしますので、なるべく統一した文字(パソコンで打った文字)をプリントアウトするなどして提示したほうがよいでしょう。

日本語のクラス


パズルなひらがな50音表


ひらがなをちょうど習い終えたYear6の生徒に、3~5人のグループで、ひらがなカードを、あいうえお順に並べていくゲームが面白かったです。

みんなパズルみたいに表と照らし合わせて並べていました。

向きが違っていたり、「い」と「こ」が逆だったり、本当に文字というより、絵のようにひらがなをとらえているんだなぁと思いました。それを実際に感じることができて面白かったです。
→関連記事:ひらがなは少し違うと外国人はわからない

体を動かすこと


机に向かってひらがなの勉強よりも、自分の体を使ってボディ・パーツを覚える方が、生徒も楽しそうにしていました。
テストの時も、体のあちことを触りながら思い出している生徒の姿が印象的でした。

説明が多い時や、作業の難しい時などは、日本語の授業が嫌いな生徒は特に興味なさそうにしています。日本語を嫌っている生徒も少なくありません。

派遣校を掛け持ちしているので、授業が終わったらすぐ別の学校に移動するため、授業以外でなかなか生徒と接する時間がないので、授業中は常に机間を巡視しながら、生徒とコミュニケーションをとるようにしています。

学校でのできごと


あるクラスで教室内のクリスマスのデコレーションがものすごく凄くて、10月くらいから徐々に増えて、教室中にあふれていました。

壁にはもちろん、天井からも前のホワイトボードが見えにくいくらい飾りが吊られていました。

すべて生徒が作ったもので、日本の教室ではありえない様子に初めはビックリしましたが、自分たちの作ったものが飾られていることと、自分たちで飾っていくことで、教室に愛着も出てくるだろうし、とても華やかで学校に来るのが楽しみになりそうだと思いました。

ホームステイ生活


家の中では日本語と英語が飛び交っています。子どもたちには日本語を教えたり、子どもたちから英語を教わったり、なかなか楽しいです。

おじいちゃん、おばあちゃんとは英語しか話さないが、おじいちゃんが面白がってS-WORDSを教えてくれます。家族みんな、人柄よく、優しく、毎日楽しく過ごしています。
家族でよく家で映画を観ています。私も映画好きなので、すごくうれしいです。

ホストマザーが日本人なので、初めは英語が伸びないのでは、とか少し思ったりもしましたが、日本人だから感じる日本との違いや、オーストラリアの特異なところなどを教えてもらえたり、辞書を引かずに英語表現を教えてもらえたり、利点もたくさんありました。

英語の勉強


特に英語の勉強は意識しては何もしていませんが、ただ、スタッフルームでの先生たちの会話なり、テレビやラジオなどの英語に、わかる・わからないに関わらず、耳を傾けるようにしています。焦ったり、気負いしても仕方がないので。


#オーストラリア・QLD州の学校で日本語教師アシスタント

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