海外で日本人であることを忘れるくらい働く

カナダ 異文化 折り紙

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Takeを求めず、ひたすらGiveする(何かに一心不乱に打ち込む)と、「何かに到達した感じ」を得ることがあるようです。

海外生活にマッチしたと感じた瞬間とは

日本以外のことをやるのも大切

毎日お手伝いに行っていたG1のクラスから最終日にでっかいカード(50×30cmくらいの寄せ書き)をもらいました。生徒一人ひとりのサイン入り。
この担任の先生は昨年度で辞めてしまったので残念でしたが、クラス全体にいちばん親密に溶け込むことができて本当に良い経験になったし、自信にもなったし、お世話になって心から感謝しています。

日本や日本語とまったく関係ないことをやっておくのも、実に大事なことだなぁと思いました。GiveをするとTakeもたくさん返ってくるということでしょうか・・・。

海外で日本人であることを忘れるくらい働けるか

活動も5ヶ月目になり、日一日と「学校の一員」になっている実感が強いです。

良くも悪くも日本語とか日本人とか、そういう事を抜きにして、かなり働いています・・・確かに「働いている」。充実感はかなりあるけれども、自分が日本人であることを忘れてしまう。これって良いような悪いような。

日本に直接的に関係する授業はあまりやってませんが、G1のクラスには週4日、午前中に行って、担任の先生のお手伝いをしています。これまたいろんな助けを必要としているので、大変だけれども面白いです。
ただ昨年度よりも子どもを怒らなければならない機会が増えてきたのが辛いです。

担任の先生たちが会議などをよく開くので、その間、クラスのスーパーバイズ(監督)をすることも多いです。自分で言うのも妙ですが、段々、先生っぽくなってきている・・・かも。

昨年度から親しくなった先生達が、年度替わりでかなり抜けてしまったので、始めは心配だったのですが、居心地が各段に良くなっていてびっくりしています。学校に溶け込めたんだなーと実感した瞬間でした。

とにかく積極的に仕事を探し、(日本文化や日本語以外のことも何でもとりあえず)引き受けることが大切だと思います。

日本に関する活動

G4の2クラスがそれぞれIrisとRoseという名前がついていたので、アヤメと薔薇(本当はツバキなんですが)の折り紙を教えました。
からきし折り紙がダメな子もいたけど、とりあえず全員完成できて喜んでくれました。
鶴もいろいろなクラスで教えたので、学校の受付のところに50羽くらいスダレのように吊り下がっています・・・笑。

カナダ生活で思うこと

日本人は遠慮してはいけない

日本人は遠慮しがちだけど、海外ではなるべく前に出ておくのが大切らしく、意思表示と自己主張をしておくと、返って受け入れてくれます。
キャンプや映画、家族ぐるみの観光などに連れて行ってもらう機会が増えて本当に嬉しかったです。

と言いつつ、つい"I'm sorry."と言っちゃうことも多いのですが、素朴な疑問として、あんまり使うべきではないのだろうか、とふと自問自答しています。

カナダの蚊は強烈

トラブルというか、カナダの蚊に刺されると、日本ではありえないくらいかゆくてしかたがないです。

カナダのホームステイ生活

ホストファミリーが共働きの家なので、(今は夏休みなので)平日の日中から夕方までベビーシッターが来ます。この人が40歳代なのですが、全然年齢を感じさせない面白い人で、カナダ・デー前夜のご近所パーティーに行ったり、ご主人と彼女と自分とで映画(「座頭市」!)へ行って、自宅に呼んでもらったりして、親しくなりました。
やはり学校関係者以外で付き合える人がいるとほっとします。

英語については・・・最近、電話を避けるのを止めました。かかってくれば取るし、自分からも使うようになりました。怖がらずに。あとはベビーシッターと会話。喋りまくるようにしています。

#カナダ・オンタリオ州オタワ近郊の学校で日本語教師アシスタント

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