日本食=SUSHI・・・だけでなはい!今回は寿司以外にも、おいしい日本食を海外(ニュージーランド)の人々に紹介しようと「うどん」作りに奮闘する、ある日本語教師アシスタントのお話です。
イベント尽くしのNZの学校生活
Ethnic Food Fair(民族料理祭)
学校で Ethnic Food Fair(エスニック・フード・フェアー/民族料理祭)というのがありました。
このイベントは様々な国から来た生徒やその親たちが、自分達の国の料理を作って売る、というもので、お互いの文化への興味を引き付ける良いイベントでした。
私は日本食を売ったりということはしませんでしたが、シリア、サモア、インドなどの料理を買って食べました。なかなかおいしかったです。
また、今月最後の週はメチャクチャ忙しい週で、前半にはYear9のスクールキャンプに(またもタダで)参加しました。
うどんをNZに拡散
そして週の後半にはY10とキャンプに参加しなかったY9の生徒のための、テクノロジーなんたらというイベントがありました。
それに際して主催の先生に、「生徒80人のために何か日本食を作ってくれ」と頼まれたので、(生徒と協力して作るのですが)、NZ人は方々は日本食=SUSHI!とか思っている人が多いようなので、そのようなイメージを打ち崩そうと、うどんを作ることにしました。
日本語の生徒だけでなく、他の生徒も一緒にやるものだったので、より良いと思いました。
日本語がなんと、日本語担当の先生(NZ人の日本語教師)よりもうまい(他の教科のNZ人の)先生が手伝ってくれて、私がうまく英語で説明できない部分をカバーしてくれました。
おかげでスムーズに、しかも私が日本にいたときに、レストラン(焼肉ですけど・・・)で働いていた料理の腕を見せつけるかのごとく(??)、おいしいうどんが出来上がり、生徒にも先生にも大好評でした。数人の先生がレシピをくれと頼んでくるほどで、私は言い知れない満足感と充実感を味わうことができました。
これで少しでも日本食は寿司だけではないことを知ってくれたら・・・と思いました。
草の根の日本代表として
このようないろいろなイベントと先生の誘いに参加することで、着実に私の知名度を学校内に広げています。私は生徒とは少しでも仲良くなり、良い関係を築くことで彼らが少しでも日本に対して良いイメージを持ってくれることを願っています。
なぜなら彼らにとっては私が日本の代表であり、私の行動や私に対するイメージは、そのまま日本または日本人に対するイメージとなって、子どもたちの頭の中に焼き付くと思うからです。
もし私が扉となり、彼らが日本に対する興味を持つようになれば、それだけでも私は大きな仕事を果たしていることになると信じています。
ホームステイ生活や英語力その他
非常に快適です。ただ、親戚同士の集まりにたまに連れていってもらったりするんですが、人見知りする私は、自分からあまり話しに行かないというか、行けないので浮きまくりで、非常に気まずい時があります。
もう少し親戚の方々とも仲良くなったほうがいいかなぁと思いつつ、人見知りする自分の性格と相談中です。
親戚のメチャクチャ小さい男の子と女の子が来た時は、かわいすぎてぶっ倒れそうになります。
自分の英語力については、今までと変わらずです。しかし、Y9のキャンプに行った時、周囲の先生の早い会話についていけなくて、惨めな思いをしました。
もうすぐNZに来て5ヶ月ですが、やはり大きな成長はなく、その成長を切望している今日この頃です。たまにめげそうになりますが、その度に「臥薪嘗胆」という言葉を思い出して頑張っています。今の自分の能力に失望しても、努力を続けない限り上達はありえないもんなぁ、と冷静に考えています。
私は学期末に日本に一時帰国します。そしてNZにもどってきて、その後は1ヶ月、NZ国内を旅行するつもりだったのですが、お金がないので、半月は北島にいて、最後の2週間だけ南島を旅行することにしました。
最後の1週間は、日本から来た親と合流して一緒に旅行する予定です。
しかし早いもので2学期間もあっという間に終わってしまいました。私としては、いろんなことを体験でき、いろんな友人を作れた充実した前半の二学期間でした。
日本で一旦、充電して、後半のNZでの2学期間はもっと充実させようと思います。
#ニュージーランド・北島・ウェリントン近郊の学校で日本語教師アシスタント