オーストラリアでうまくやっていくコツ

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一言でNSW州といっても、シドニーのような大都会もあれば、隣の家まで何キロ(何十キロ)も離れたような家もあります。そんなオーストラリアの広大さも子どもたちと一緒に満喫できるのが日本語教師アシスタントです。

オーストラリアの学校生活


オープンキャンパスで日本をアピール


Open Day(オープンデー)といって、学校に親などが授業を見学したり、ランチを一緒に食べるイベントがありました。

図書室の先生が以前から図書室に展示コーナーを与えてくれていたので、自分の町(故郷)の写真や神社、寺、書道、折り紙といった「日本コーナー」を作りました。

本の販売もやっていたので、たくさんの人が見に来てくれました。

中でもよく私に話しかける生徒の親から「 He is impressed by you. 」(あなたにとても感銘/影響を受けている)と言われました。子どもだけではなくて、両親ともコミュニケーションが取れた良い機会でした。

合唱祭


先日、隣町で合唱祭があり、見学しました。

他の学校の生徒とのコンペティションだったので、とても面白かったです。

ホームステイでの葛藤


このホームステイ先に初めて来たときは、あまりに何もなくてカルチャーショックを受けました。

隣の家はどこ?という感じで、家から道路に出るだけで歩いて20分くらいかかります。

子どもが5人もいるのでかなり賑やかです。

ファーマーのお父さんときっちりしたお母さんとファームステイをしているフランス人の大学生がいます。

家がかなり大きくて、この間はお祖母さんの誕生日で80人を招待していました・・・; まるでウェディングパーティーのような、こんなことが家でできるなんて・・・とかなり驚きです。

トラブルではありませんが、その滞在先では、はじめ、フランス人の大学生と自分とを比較してしまい、ちょっと苦しみました。

子どもは女の子4人いるので、大学生の彼のことが大好きで、いつも彼のまわりにつきまとうという感じでした。

しかもヨーロッパ人なのでボディタッチが上手い!

私が4歳の子の隣りに座ろうとすると「ダメ」と言われたり・・・食事の時がかなり憂鬱でした。

でも今では「自分は自分だし」と思ったり、コミュニケーションもできるようになったので克服できました。でもフランス人の彼はアジア人が嫌いらしく、あまり私と話そうとはしません。
日本食を食べたことないのに「嫌い」と言いいます。でも気にしていません。

元々の予定でしたが、月替わりに次のホストファミリー宅へ引っ越しました。

前のホームステイ先に対して、ちょっと居心地の悪さを感じていたのですが、今も毎週のように交流があり、今ではかなり上手くコミュニケーションができるようになりました。

そのフランス人の彼ともふつうに会話しています。

自分が心を閉ざさないで、どんどん外に感情を出していけば、オーストラリアではうまくいくもんだー、と思いました。

日本に関する活動や授業


隙間時間を活用


通学(登校・下校)がスクールバスで1時間かかるので、その中で折り紙をやってあげたりしています。

私の場合、日本語の正規の授業がないので、いろいろなクラスの先生の授業に参加させてもらい、その中で日本や日本語に関する授業をやらせてもらっています。

先生たちは全員、とても良い人なので、特に意識してコミュニケーションをとろうと躍起にはなっていません。休み時間は生徒と遊ぶようにしています。

授業を始めてから3週間になります。すべて自分で考えていかなければならなく、教材もゼロなので準備が大変です。

一応、授業計画(教案)を各先生に渡して、改善点や英語の誤りなどを聞いても、「よかったよ。」の誉め言葉だけなので、私としては非常に心配です。

お盆と踊り


先日、私の友人が学校とステイ先に遊びに来ました。そして浴衣を着て、お盆の説明と「炭坑節」を踊りました。

踊りを忘れてしまったので、友人となんとか振り付けを考えました。生徒は初めてのリズムと浴衣を見て、とても楽しんでいました。

先生たちも楽しかったようで、やったかいはありました。

ただ、Year1に踊りをやらせたところ、彼らには難しく、乗ってこなかった子が他の学年に比べて多かったです。Year5,6の生徒には、とても興味深かったようです。


#オーストラリア・NSW州内陸部の小学校で日本語教師アシスタント

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