日本語の授業に、罰ゲームを取り入れてみるのも、生徒たちを集中させ、授業を効果的におこなう手段の1つになります。

日本語のクラス

日本語山手線ゲームと青汁

日本語の単語を毎回、少しずつ教え、覚えてきたところで、山手線ゲームの要領で、"Train-Game"と称してゲームをしました。

リズムに乗って、一人ひとり日本語の単語を言っていく・・・つっかえた人に青汁を飲ませるという罰ゲームにしたら、かなり盛り上がりました。

掛け軸作り

大きな布に、龍の絵を描き、フードカラーで色を付けるというもの。"Cool!"と評判でした。

書道

それぞれ今年の抱負をあげてもらい、それを漢字にして書きました。

「書道とは、精神を集中して書かなければならない。だからしゃべってはいけない・・・」

みたいなことを真面目な顔して言ってからやらせたら、ふだんうるさい子たちが、一言もしゃべらず書いていて、むしろ怖かったです。

「能」についてビデオと実演で説明しました。浴衣を着て、ステージで舞ったり、謡ったりしたら、かなりみんな驚いていました。

「先生って実はすごかったんだ・・・」

と言われた・・・ということは、それまでは・・・!? 終わってからみんなで舞の真似をしたりしていました。先生方も大変興味を持ってくれたようです。

ジャパレス

クラスで日本食レストランに行きました。私セレクトのメニューで、天ぷら、焼き鳥、かっぱ巻き、ざるそばを注文しました。

そうすると、ざるそばがかなり不評で、「お腹がまだすいてるー!!」と文句がすごかったです。そばよりご飯が良いみたいです。
しかし、30人中1人を除いて、日本食はかなり人気でした。

年末に向かうカナダの学校の様子

ハロウィンパーティー

ハロウィンの歌に合わせて影絵をやっていました。

生徒がそれぞれパンプキン(Jack-o-lantern)を作って来て、発表していました。

そのハロウィンのときに、プレゼント(折り紙で風船を作り、その中にチョコレートを入れて、外側をパンプキンやらゴーストやら、ハロウィンにちなんだ物をデコレーションしたもの)を用意して、Gr1-4にはジャンケンゲーム、Gr5-7には日本に関する問題を出して、買った人からプレゼントを選べるようにしました。

みんな大喜びでゲームにもいつもより真剣に取り組んでいました。

また、クリスマスコンサートの練習が印象的でした。ミュージカルで学校全体で1つの劇をします。私は音楽担当で、一緒に劇を作っていけて楽しいです。

私の活動最後の日に、みんなにプレゼント(折り紙でベビーシューズを作って、その中にミルキーを詰めたもの)を用意して、だるま落としで成功した子から選ばせてあげました。

大好評で親からもたくさんお礼を言われました。子どもたちからもいろいろプレゼントをもらったり、カードを作ってくれたり、大感動でした。

ハプニング

朝、学校に行く途中、鼻毛が凍りました。鼻毛が凍るくらいでは、驚いてはいけないそうです。

代理の先生が来た時、生徒に間違われてしまいました。生徒たちも「彼女は先生です!」と何回も言ってくれたのに、まったく信じてもらえず、逆にクラスのボスだと思われて、すごく怒られました。あとで謝罪に来てくれましたが、生徒の気持ちが少しわかりました。

ヒント:
日本人は体型の小ささもあってか、若く(幼く)見られてしまうので注意が必要です。

英語

ルームメイトと一緒にビデオを観て、分からないところを解説してもらっています。

GTOの英語バージョンのマンガが手に入ったので、それをひたすら読んで覚えています。

Gr7の授業を一緒に受けて英語を勉強しています。


#カナダ・アルバータ州の学校で日本語教師アシスタント

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