ラジオ体操などの他にも、日本語の数字を簡単に覚えてもらうゲームもあります。
「立って座って」ゲーム
日本語の先生が幼稚園と小学生向けに考えた、日本語の数字を覚えるための「立って座って」ゲームが子どもたちは大好きです。
ゲームのやり方
- 大きな輪になる
- 一人真ん中に入って「先生」になる
- 「先生」に合わせてみんな合唱
- 「1,2,3,4,5」「座って!」(合唱)
- ⑤の子は座る
- 「6,7,8,9,10」「座って!」(合唱)
- ⑩の子は座る
- すでに座っている子の数字は抜かして「1,2,3,4,6」「座って!」で⑥の子は座る・・・を続ける
- 最後に残った子(立ち続けた子)は勝ち。「みんなで●●ちゃん、勝ったー!」と言う。
- 勝った子は次のゲームで「先生」になれる
- 次は座った状態から「立って!」ゲームを再開する
このゲームを毎日授業の頭にするので、幼稚園の子どもでも難なく日本語の数字を覚えました。
学校でのできごと
生徒が司会する卒業式
12年生の卒業式がありました。日本と違って司会進行すべて生徒たち(卒業生自ら)でしたので、驚きました。
式の間中、12年生が、先生たちがやらかしたうっかりボケを冗談風に紹介するのですが、早すぎてほとんど分からなかったのが残念でした。
日本語を選択していた生徒たちから、メッセージ入りの「Miss Little Helpful」の本やブレスレットをもらった時には寂しくなってしまいました。
学校で心掛けていること
やはり笑顔とあいさつと名前を呼ぶことでしょうか。
報連相(ほうれんそう:報告、連絡、相談)とお礼のカードを忘れずに。
生徒は笑顔だけじゃなくて、声を発しないと懐かなかったですね。
最後に一人暮らししてみた
ホームステイ中はいろいろ学び、ロッキーロードを自分で作れるようになりました。(というか、混ぜるだけですが)
先生方のおかげで、全家具付きのユニットに引っ越すことができました。
スーパーが近くにないので、アイスクリーム断ちをしなければですが、今のところ独りでも快適です。普通の家の敷地内にあるので、犬や猫や庭も共有させていただいています。実は同じ学校の先生が家主さんです。
独り暮らしをするようになって、独り言が多くなりました。
今のところトラブルはないのですが、市内の英語の夜間コースに通っているので、トラブルに遭う可能性が高くなっています。利用している路線の最終駅で降りますが、この路線と駅と治安が夜、悪いようです。
くれぐれも電車の中で寝てしまったり、バッグをぷらぷら振り回さないように気を付けていますが、少しでも怖い思いをしたら、すぐに通うのを止めるつもりです。
英語生活
オーストラリアで買った初歩文法本をやっています。
上述の通り、苦節9ヶ月、やっと夜の英語の授業を市内で見つけました。でもIELTSなので、在3~4年の人たちに混ざってのクラスは大変苦しいです。他人のことは言えないけど、インドなまりの英語の発音はマジ分からないです・・・
1年間の活動の感想
この1年間を振り返って、生徒は礼儀正しく、頭よく、美しく、そして先生方(特に日本語の先生)には恥ずかしくなるくらい、よくしていただき、この学校に日本語教師アシスタントとして派遣されたことに、とても感謝し続けた1年でした。
最後の最後に風邪でぶっ倒れている間に月末を迎え、最後はスタッフ間の5ドルのプレゼント交換して終了です。
この1年、メルボルンの天気と外国の田舎で物理的に自活できない非力さにめげることが多々ありました。いろいろあがきましたが、大変お世話になりました。シドニーでThe LION KINGを観てから帰国します。
#オーストラリア・ビクトリア州メルボルン郊外の学校で日本語教師アシスタント