ふだんからのJapan Clubなどの地道な活動が評価されて、海外の学校集会で、豆まき大会を催した日本語教師アシスタントもいます。しかし、日本と違っていろいろと注意点もあります。
日本語の活動
折り紙クラブ
折り紙クラブで日本の玩具で遊びました。
福笑いとカルタの両方とも楽しんでくれました。
カルタは文字を見せて、同じ字を探す方法を取りました。
ひな祭りに関しては、赤の模造紙に折り紙で作ったお内裏様とお雛様を貼り、ひな壇を作りました。持参したチラシを参考に、絵も描かせました。
女の子の行事なので"Be nice to girls week"ということにしました。
子どもたちは日本の伝統玩具(けん玉、カルタ、おはじきなど)で、とても楽しく遊んでいました。
もう一度やりたい、とのリクエストもありました。
豆まき集会開催決定
来月には全校で豆まき集会を行うことが決まりました。K-G2、G3-5と学年を2つに分けて、歌を歌ったり、豆まき、鬼の絵コンテストなどを催します。
そのために、「鬼は外~、福は内~」の歌を教えています。
集会では鬼の絵の描かれた大きなボードにむかって、各クラスが豆まきをします。各クラスで退治したい鬼(Lazy,Sick,bullyingなどの「悪い事」)のタイトルを決め、ボードに絵を描いています。
集会ではその各クラスの鬼のコンテストを行います。豆まきの時用に、鬼のお面作りもしています。
かなりの労力と手間が必要ですが、先生方の協力を得て、学校の大きなイベントとして開けることになりました。
(翌月)
約4回・1ヶ月に渡り豆まき集会の準備をしてきました。子どもたちから "I can wait!" と言われたり、プレッシャーも多少ありました。
本番では校長先生や教頭先生の大きな助けもあって、無事、何とか成功することができて本当によかったです。しかし、かなり大変でした。先生たちに感謝しています。
最後は私のためにpotluck lunchが開かれたり、プレゼントをもらいました。
注意点:
豆まき集会に関して、「鬼」という言葉が気に入らない親たちが多く、宗教上の理由で参加できない子どもが数人いました。豆まきそのものは宗教的なものではないことを、先生たちは理解してくれているため、問題なく決行することができましたが、集会では"demon"という言葉を使うことは許されませんでした。
豆まき集会に関して、「鬼」という言葉が気に入らない親たちが多く、宗教上の理由で参加できない子どもが数人いました。豆まきそのものは宗教的なものではないことを、先生たちは理解してくれているため、問題なく決行することができましたが、集会では"demon"という言葉を使うことは許されませんでした。
戦争と日本について
ある先生と戦争の話になり、その際、「日本ばかり被害意識を持つんじゃないよ」というようなことを遠回しに言われました。トラブルではないけれど、多少、口論のようになり、悔しい思いすらしました。シリアスな話はするものではないと痛感しました。
ヒント:
海外や外国人に対して、原爆での被害の話ばかりを強調してしまうと、そのように言われてしまうことがあります。事前に、相手方の国では、戦争時における日本について、どのように教えられているか、伝えられるか、どのような見方をしていてどのように言ってくるか?を知っておくことで、ある程度、衝突を緩和させたり、自分の身を守ることもできます。
例えば、日本語教師アシスタントが活動する主要な国として、オーストラリアならオーストラリア戦争記念館や、カナダならカナダ戦争博物館などを早いうちに訪れて、現地の人々の戦争時の日本に対する「感覚」を習得して免疫を付けておくことをお勧めします。
海外や外国人に対して、原爆での被害の話ばかりを強調してしまうと、そのように言われてしまうことがあります。事前に、相手方の国では、戦争時における日本について、どのように教えられているか、伝えられるか、どのような見方をしていてどのように言ってくるか?を知っておくことで、ある程度、衝突を緩和させたり、自分の身を守ることもできます。
例えば、日本語教師アシスタントが活動する主要な国として、オーストラリアならオーストラリア戦争記念館や、カナダならカナダ戦争博物館などを早いうちに訪れて、現地の人々の戦争時の日本に対する「感覚」を習得して免疫を付けておくことをお勧めします。
極寒のホームステイ
Wind Chill-45 で、No School(休校)の日が、寒さ3日間+週末+吹雪1日の計6日間、続いていました。
その間、私の部屋のセントラル・ヒーティングの一部が破裂して、ものすごく責められました。
寒さのせいということ以外原因は不明です。そうしたトラブルがありましたが、今は問題なく過ごしています。
日本語教師アシスタントとしての活動最後の日、1クラスずつサヨナラを言いに回ることになりました。子どもたちや先生たちからカードやプレゼントをたくさんもらいました。大感激でしたが、荷物が凄すぎて、先生に帰り、家まで送ってもらいました。
#カナダ・NB(ニュー・ブラウンズウィック)州の学校で日本語教師アシスタント