食べ物の力(じゃがいものそぼろ煮)

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英語には「人の心をつかむ道は胃袋から」The way to a man's heart is through his stomach. ということわざがあります。異文化交流においても、食べ物の力は絶大です。

日本語のクラス


食べ物の力


先日、Japanese(日本語のクラス)の時間を使って、日本食をGrade3/4の生徒と作りました。

作ったのは「じゃがいもののそぼろ煮」で、肉じゃがに少し似たような味の煮物で、私の得意料理なので作ってみました。

使ったのは、じゃがいも、鶏ひき肉、しょうが(ペースト状ではなく生のもの)、醤油、みりん、砂糖、塩、だし、コーンスターチ(かたくり粉の代用)で、だしはシドニーでの準備研修中に買ったものを使い、その他の材料は、地元のスーパーで手に入りました。

前日の日本語のクラスの際に、材料と作り方を教え、ノートに書かせて、当日は「これは日本語で何ですか?」と復習しながら調理しました。

大きなジャガイモ10個と1kgの鶏ひき肉を使ったので、大量にできてしまい、子どもたちの口に合わなかったらどうしよう・・・と心配しましたが、予想以上に大好評で、あっという間に鍋が空になりました。

他のGradeの生徒からも「今度は僕たちの授業で作って!」と要望があったので、また作るつもりです。

食べ物の力はすごいです。

このGrade3/4では、今週は「はし(箸)」を使ってご飯を食べる授業をするので、それも楽しみです。

一方、Grade5/6のほとんどの生徒が授業そのものに興味を示してくれないので困っています。他の先生の授業でもそうらしく、みんなで悩んでいます。私はとりあえず楽しい雰囲気を作るように努力していますが、今一つ変化はありません。(日本食を食べさせた時はすごく興味を示してくれましたけど・・・)

ハリウッドスター気分


先週末、現在活動しているのとは別の学校から招待があり、1日だけ、いつもと違う学校で、違う生徒たちに日本紹介をしました。
日本語の授業をしていない学校だったので、生徒たちはかなり私を珍しがって、1日ハリウッドスターになった気分でした。

違う学校に行った時に、浴衣を持って行って自分が着て見せるのではなく、彼らに着せてあげるとすごく喜んでくれました。
あと、この学校ではラジオ体操がかなりウケました(笑)。

ホームステイ生活


ホストファザーもマザーもいい人なのですが、家の中が相変わらず綺麗とはお世辞にも言えない状態です。しかし、この状態にも慣れてきました。とりあえず自分の身の回りだけはこれ以上汚くならないように、自分でダスターを買って部屋の中をふきまくりました。
特に水回りが半端ないので、自分で対策をとって毎日過ごしています。本当に毎日がサバイバルです。

英語生活


テレビや映画をよく観て、わかるところはどんどん聴き取るようにしています。お気に入りの番組をいくつか見つけて、毎日見ていたら、なんとなく司会の人の言っている事がわかるようになりました。

スタッフルームでは、最近、他の先生がよく話をふってくれるので、簡単ですが会話するようになりました。子どもたちとはしょっちゅう、話しています。子どもと話すほうが、自分がリラックスして喋れるので、たくさん話せている気がします。


#オーストラリア・ビクトリア州南東内陸部の学校で日本語教師アシスタント

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