日本語教師アシスタントの活動先は、1校だけでなく、近隣の学校を複数、掛け持ちで活動することもあります(特に小さな町など)。プライマリー(小学校)とセカンダリー(中学・高校)を掛け持つこともあります。
学校で印象的だったできごと
子どもたちが歌うオーストラリアの国家
小学校の子どもたちは親しく話しかけてくれます。小学校最初のassembly で子どもたちが歌っていたnational songが印象的でした。
地元新聞に載る
子ども新聞記者にインタビューを受けて、その内容が地元新聞に載りました。
ワサビと海苔のリアクション
セカンダリーの Cultural Day で、インドネシア、フランス、日本の料理を作ることになり、私は手巻き寿司を用意しました。
生徒達がわさびを面白がって舐めては、辛さに仰天して面白いリアクションを見せてくれました。
また、海苔が「セロファンの味だ」などと言いながら、顔をしかめて食べたりしていたので、楽しかったです。インドネシアのFried Riceも美味でした。
日本語の授業
- 鬼の顔の教材を作って、目・鼻・口・頭を覚える
- 箸の使い方の練習
- 寿司を作る。
- 食べ物の好き嫌いを、友達に聞く練習
また、バービーのボーイフレンドみたいな人形を使って自己紹介を日本語でやって、生徒もそれを真似てやってみるというものをしました。その人形は勝手にピーターと名付けました。相撲が好きという設定で、服を着せないで登場させたら、生徒は面白がっていました。
授業の反省点
他の先生が用意した授業プランを実行するのは難しかったです。
セカンダリー(Year9)の生徒には、何をやっても効果なしと感じられるほど、彼らは騒々しいです。
「上を向いて歩こう」を歌おうと思ったのですが、生徒には難しすぎました。でも私が歌うのを聞いて喜んでくれました。
ホームステイ生活
ホストファミリー夫婦はとても親切で、いつも気をつかってくれるし、私の話を常に興味深く聞いてくれるので、たいへん満足しています。
3姉妹もいい子たちばかりで、末っ子が特に私に懐いてぺちゃぺちゃといろいろなことを話してくれます。
心掛けていること
学校では常にニコニコしているようにしています。
分からないことも多いですが、 Sorry, I don't understand.と素直に言って、気にしないことにしています。
これは努力ではないのですが、話すときに文法的な間違いを気にせず、思いついた単語を口からなるべく多く出すようにしています。この方が、円滑にコミュニケーションできるようです。
本や新聞で英語をなるべく多く読むようにしてはいますが、はたして本当に英語力が向上するために、どんなことをすればよいのかわからなくなってきています。
嫌な事、うまくいかない時などは、何もかも忘れて寝てしまいましょう。
#オーストラリア・ビクトリア州内陸部のプライマリー(小学校)、セカンダリーで日本語教師アシスタント