日本とまったく異なるカナダの学校の教育方針や、文化・習慣に戸惑う人も多いようです。
自由すぎる学校
最初はこの学校のすべてに戸惑いました。今はだいぶ慣れましたが。
まず机も椅子も無く、始業終業のベルもありません。スナックも自分の好きな時に食べます。授業も学年が入り混じってします。テストもありません。
マナーには厳しいようです。ちなみに暴力的という理由でポケモンは禁止です。この学校は上の学年の子が下の学年の子の面倒を見る、というスタイルを取っています。
いつ何をするのか、というのは校長先生の気分次第。ですが、最近、他の先生が、私のスケジュールを決めてくれたので(かなりタイトですが)、だいぶ過ごしやすくなりました。
最初は子どもの扱いに戸惑いましたが、すぐに懐いてくれました。小さい子たちは抱きついてきてかわいいです。朝と帰る時はできるだけみんなと握手をします(これもこの学校の方針)。
スタッフとはキッチンでランチを食べるのですが、できるだけ会話についていけるように頑張ってます。
日本語の授業をうまくやるコツ
折り紙は鉄板
とにかくみんな折り紙が大好き。と言っても(子どもたちが幼いので)ほとんど私が折っているようなものですが。
ビジュアルに訴え写真をたくさん見せる
折り紙以外の授業はとにかくビジュアルに訴える!
1つのことを説明する時でも、たくさんの写真を見せます。みんなすごく反応が良いです。
常にカナダと比較させながら
日本の事を説明する時は、カナダと比較しながら説明しています。その方が驚きが大きいです。
日本の地理を説明した後、持って行った都道府県パズルをやらせたら、みんな真剣にしていました。
ハラハラドキドキのホームステイ
ホストマザーはとっても素敵な人で、おしゃべりで楽しいです。とにかくホストマザーが行くところに、できるだけ私を連れて行ってくれようとします。
ホストマザーの恋人も一緒に住んでいますが、彼の英語はスラングだらけでなかなか理解するのは難しくて、あまりコミュニケーションは取れていません。
ホストブラザーはGrade 6で無口ですが、まぁ普通にしゃべっています。
食器の洗剤をすすがない
驚いたことですが、ホストファミリーは食器を洗剤で洗った後、すすがない!毎日洗剤の付いたままの食器で食事をしてて、かなり気持ち悪い・・・いつか病気になりそうです。
そんなわけで、ホストマザーはおしゃべりで楽しいのですが、細かいことはあまり気にしません。
車のバックミラーは化粧するための鏡で、何度も道路の左側を走り続けたり、ブレーキを踏むのが遅かったり、ハラハラドキドキです。
朝は6時から信じられないくらい大きな音でラジオをかけるので、夜遅くまで授業の内容を考えていた次の日は最悪です。
先日、ラジオのことを言ったら、私が起きてからかけるようにしてくれるようになったので、良かったです。
カナダのラジオで紹介された
この前、ホストマザーがラジオ番組でたまたま電話がつながり、ラジオの生出演をして、大金を当ててしまいました。かなり興奮しました。そのラジオ生出演中に、ホストマザーが私の紹介をしてくれ、私の名前がこの町中に流れました・・・。学校で子どもたちから「ラジオ聴いたよ!」と言われました。
#カナダ・BC州Kelowna(ケロウナ)の幼稚園・小学校で日本語教師アシスタント