カナダは大きく分けると2学期制で、1月を境に、Semester1とSemester2に分かれています。ホリデーベースで細かく分けると3学期制になります。
日本語教師アシスタントは、日本の季節行事にそって、日本文化を紹介していくと、比較的楽に授業を進行していくことができます。
カナダの学校生活
1月でSemester 1(第1学期) が終わりました。私が活動する高校では、Semesterごとに時間割が変わるため、半年間一緒に日本語の授業をしてきた生徒たちとお別れしなきゃならなかったので、とても寂しかったです。最後はみんなで記念撮影をしたり、一人ひとりと言葉を交わして、思わず泣きそうになるくらい名残惜しかったですが、とてもいい思い出になりました。
Semester 2 でも生徒たちと良い関係を築けていけるように頑張りたいです。
日本語の授業
節分で豆まき
つい先日、授業で節分をしました。一通り節分というものを説明した後、ジャンケンで豆まきの鬼を決めて、外に出て鬼に豆をまきました。教室で何度か「鬼は外!」の掛け声を練習したのですが、外が思った以上に寒かったのと、生徒たちが豆をまくことに夢中になりすぎて、掛け声なしの変な豆まきになってしまいました。
でも久しぶりに日本語のクラスでアクティビティができて良かったと思います。
映画の「日本語吹き替え版」で日本語学習
新学期に入ってからは、授業の始めに日本の音楽を流したり、みんなが知っている映画の日本語吹き替えのビデオ(英語字幕)を流しています。どのクラスでも、生徒たちはトトロが大好きで、音楽に合わせて歌を歌っている子もいます。
上級生にもゲーム・アクティビティを導入すべし
Semester 1 全体の反省ですが、日本文化紹介的なことをする時に、アクティビティではなく、話をずらずらとすることが多かったように思います。生徒がもう高校生だからゲームなどしてもすぐに飽きるだろう、と思って、そういう形式を取るようにしていましたが、一度ゲームを始めると、いくつになっても生徒はとても楽しそうにやっているので、あまり年齢を気にせずに楽しく授業ができるように、授業計画をしてくようにしたいです。
2日で生徒の名前を覚える努力
Semester 1 の反省を生かして、今学期は2日で生徒の名前を覚えるように頑張りました。そして、話しかけるときも、できる限り名前を呼ぶようにしています。
それから、生徒にとって親しみやすいのではないかと思って、できるだけ笑顔でいるようにしています。
日本語教師アシスタントは、先生だけど先生ではないので(笑)、あんまり硬いのもどうかと思って・・・。
1人で授業を進めるのは大変
突然の体調不良などで、日本語の先生が休むと、私一人では授業の進行がうまくできないことがあって困ってしまいます。特に先日は新しい文型を導入しなければならず、日本語を英語で説明するのは本当に難しいな、と思いました。でも授業が終わったあと生徒が「Good job!」と言ってくれて、ちょっと子ども扱いされた気もしますが、うれしかったです。
日本語教師アシスタントもいろんな人がいる
新しい日本語教師アシスタントの人が、1月の下旬から来ることになっていましたが、いろいろともめて大変でした。結局、彼女が突然、日本に帰ってしまったので(私たちもビックリです)、問題は解決されましたが、もし彼女がそのまま残ることになっていたら、どうなっていたことかと今考えるとちょっと怖いですね。
今までと変わらず、一人でやっていくことになりそうです。
ホームステイ生活
特に変わったこともなく、すっかり落ち着いて生活しています。でもホストとうだうだ話をしている時間は、前より減ってきているように感じるので、もう少し自分から話しかけるように心掛けなければいけないと思っています。「カナダでやりたいことリスト」を作って実行する
この間はホストファミリーと一緒にホッケーを見に行きました。会場の雰囲気とか、いかにもカナダらしいなぁとつくづく思いました。ホストが「せっかくカナダに来たんだから、私が返るまでにカナダでやりたいことリストを作って、できるだけ実行しよう」と提案してくれて、とてもうれしかったです。最近は天気も良くて暖かいので、公園に散歩に行ったりもします。散歩している時は、ホストマザーといろいろな話ができるので、いいコミュニケーションの時間だと思っています。
英語
今学期から、授業の空き時間にESLのクラスに参加させてもらっています。レベルは少し低いですが、言葉を教えるという点では同じなので、経験豊富な先生のテクニックを盗ませてもらおうかと思っています。また、今は本をできるだけ読むようにしています。あとはテレビ。前よりは見なくなりましたが、もっといろいろな人と話す機会を、積極的に設けるようにしないと、とはいつも思っているのですが、なかなかホストファミリーや学校のスタッフ以外の人とは話せなくて、ここが頑張りどころだな、と自分に渇を入れて頑張らなきゃ、と思っています。
# カナダ・BC州バンクーバー南東部の学校で日本語教師アシスタント