日豪の教育(子ども)の決定的な違い

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「所変われば品変わる」(So many countries, so many customs.)で、国も変われば、学校教育も異なり、それぞれ一長一短があります。

日本とオーストラリアの教育・子どもの違い


日本の学校に比べて、(オーストラリアは)先生や親が、子どもに甘い気がします。(よく言えば「個性を伸ばす」「褒めて育てる」「放任主義」)ですが、それと表裏一体で、子どもは忍耐力、努力が欠けているような気がしてなりません。

この学校では
Can you help me?
が Kindy と Year1 の口癖で、高学年のY4/5/6の生徒は、自分には無理だと思ったら、すぐ
I need your help!
と言います。

もちろん、ちょっと怖い先生の前ではこんな事は言わないのですが、他の先生の授業を手伝っている時に、私が近くにいくとすぐコレです。

ヒント:
好きな先生には甘える(甘えたい)、という部分もあるのかもしれません。
また、教育が甘い、厳しいはオーストラリア国内でも学校によって様々です。例えば、以下のような感想を持つ日本語教師アシスタントもいます。
意外と厳しいオーストラリアの学校の授業

いかにもオージー


校長先生を含め、学校全体が、私の活動期間を「1学期間だけ」と思い込んでいました。校長先生が文書を読み間違えていたのです・・・。ホームステイ先の調整をしてくれたコンタクトスタッフと、派遣元に相談し、次の日には解決しました。

あと、地元の新聞に写真が載り、学校の新人スタッフとして紹介されました。

日本語のクラス


おはじき と 新聞紙の風船

日本から「おはじき」を持ってきたので、教えたら、とても盛り上がっていました。

折り紙の Paper Balloon (ball)風船 を新聞紙の1/2サイズで作らせたら、かなり好評だったので、これからballoonを教える人は、新聞紙で作らせることをお勧めします。小学生が遊ぶのにちょうどよい大きさです。

反省点


高学年の生徒には塗り絵はboring(退屈そう)な感じでした。時間を稼ぐためにほんの5分、やらせただけなのですが・・・

梅雨について教えた時、Y4/5/6に「てるてる坊主」を作らせたのですが、ティッシュの無駄遣いだっただけでなく、この土地は雨がめったに降らないので、作っても使い道がない・・・という感じでした。これはヤバイ・・・と思い、Year K/1/2/3には作らせませんでした。作らせる前に気付くべきだったんですが・・・笑。

ヒント:
他の日本語教師アシスタントは、こんな時に、急きょ、テルテル坊主の頭に髪の毛を付けさせて「雨乞い坊主(ボウズじゃないけど)」として作らせて飾った、という人がいました。

ホームステイ生活


ホストファミリーはとてもいい人たちです。心配していたシャワーの利用時間のことを尋ねたら、「Cityに住んでいる人たちは、水の使用量に敏感かもしれないけれど、ここはそうでもないし、30分でも1時間でも好きなだけどうぞ。」と言われ、逆にビックリでした。

パソコンも自由に使わせてもらえるし、家の中が少し寒いのと、Kidsが朝6:00に大声で騒ぐのを除けば、とても快適です。

英語の勉強


毎日、寝る前に「ハリーポッター」を読むことを日課にしています。

新聞の一面記事を切り抜いて、ノートに貼って、その記事の要約と自分の意見を英語で書く、という作業を先週から始めました。

休み時間やランチタイムに一人でいる子がいたら、そばへ行って話しかけるようにしています。その中の一人の子と偶然、街中のお店で会い、次の日、話が弾んだりしました。


#オーストラリア・NSW州内陸部の小学校で活動



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