全校集会でマオリ語の歌で着任歓迎

ニュージーランド

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ニュージーランドといえば、ラグビーの試合で披露されるハカ(Haka)などのマオリ族の民族舞踊が有名ですが、着任した日本語教師アシスタントも、全校生徒によるマオリ語の歌で歓迎されることもあるようです。

マオリ語の歌でおもてなし


学期が始まって2週目の月曜日に Whole Assembly(全校集会)があり、550名程の全校生徒が、マオリ語の Welcome Song を新参日本語教師アシスタントの私のために歌ってくれました。

私はステージの上に1人ポツンと立たされ、歌を聴いた後、挨拶をしましたが、本当にその人数の多さに圧倒されてしまいました。

最初の1週目はホストマザー(Year3/4の先生)のクラスで授業を見学しながら教材を作ったり、授業の準備を手伝ったりしました。

3日目に初めて Japanese Greeting(日本語の挨拶)を教えてみたのですが、あっという間に時間が経って驚きました。

子どもたちはとても元気がよく、こちらの問いかけに対して、すぐ反応してくれるので感心します。「~さん、おはよう。or さようなら。」を教えて、朝と帰りに必ず皆に声を掛けるようにしています。

別の時間には、担当の先生に、「忙しいから少しの間、子どもたちに教えてて。」と言われ、何の準備もなくGreetingの練習を始めましたが、少しでも間をあけるとすぐうるさくなってしまうので、やることを前もって考えておかないといけないな、と思いました。

とっさに新聞紙で作った紙風船を使って、挨拶をしながら投げ返してもらうようにしましたが、みんな、紙風船に夢中になりすぎて、収拾がつかなくなってしまいました・・・;

英語での生活


子どもたちはとても人懐っこく、どこにいても自然と集まって来て質問責めに遭うのですが、私の方はうまく聞き取れず、トンチンカンな答えをしてしまって驚かれたり、言葉が出てこなかったり、とにかく大変です。

スタッフルームではかなりマイペースに過ごしています。他のスタッフが話していることはヒアリングの練習と思って耳を傾けています。

できるだけ話をするように心掛けていますが、あまりにも自分が話せないし、相手の言っていることもよく理解できていないので、かなり落ち込んでいますが、とりあえず週に1回、英会話のプライベートレッスンを受けることを決めました。

クライストチャーチの生活


7月にクライストチャーチに来てから10日ほど経ちますが、あまりの寒さといろいろな不安や焦りから、体調を悪くし、ここ何日か本当につらく感じていました。

以前、この学校で日本語教師アシスタントをしていた方が、週に20近くあるクラスを、それぞれ45分授業で1人で教えられていたようで、かなりの活躍ぶりに、私はひどくプレッシャーを感じていましたが、ホストマザー(先生)や校長先生に自分の思っている事を伝え、自分のできる範囲でやっていこうと決めました。

ホームステイ先は本当に居心地が良く、温かい家族です。ホストマザーが明るくて、パワフルなおばさん先生なので、公私共々頼もしいです。また、娘さんが年が近いので、どこか出かける時は必ず声を掛けてくれ、仲良くしてもらっています。



#ニュージーランド・南島・クライストチャーチの学校で日本語教師アシスタント

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