ニュージーランドの日本語教師アシスタントは、マオリに関する授業やアクティビティもたくさん経験します。その国ならではの本格的な伝統料理を学ぶ授業に参加できるのも、日本語教師アシスタントならでは体験です。
ハンギ料理でマオリの伝統を学ぶ
International Department(国際科)の生徒を対象にマオリ伝統のハンギ料理を作る授業がありました。
食べたものはニンジン、じゃがいも、かぼちゃ、肉などで、地面に穴を掘って、熱した石を置いて、その上に食材を置き、木葉や土をかぶせて蒸し焼きにして料理するというのが特徴のようです。
いつも食べているものとは一味違っていて、おいしかったです。
また他の学校で活動している日本語教師アシスタントの方にも訪問していただく機会もあり、たいへん有意義な1日でした。
来月は2週間ほど、東京の中学校から生徒が15人くらいこの学校に来るそうです。その子たちは学校に授業に参加するのは実質5日間で、あとはウェリントン観光だそうです。私立高で偏差値が70くらいあるらしく、中にはアメリカに5年半くらい住んでいた子もいるらしいので、少し怖いです(笑)。
日本語のクラス
習字のベスト3
何回か書道をしました。終わった後でいつもベスト3を選んで次の時間によかった点を説明するようにしています。書かせるものは最近習った漢字や本人が書きたい字を選ばせています。
反省点
折り紙で蛙を作った時(作ろうとした時)、途中で分からなくなってしまうことがありました。何回か作ったことがあったので大丈夫だと思っていたのですが、うっかりしていました。
時間もあまりなかったので、結局作れず、生徒に申し訳なく思いました。
学校で心掛けていること
一人で座っている人を中心にこちらから話しかけるようにしています。
生徒とは授業中にコミュニケーションをとることが多いです。特にYear11は27人のクラスで、生徒はよく話しかけたり質問してくるので、先生が説明している時やリスニングの時以外は、ほとんど生徒とコミュニケーションをとっているという感じです。
ホームステイ生活
私の誕生日にはプレゼントをくれたり、チーズケーキをいただいたり、といろいろお祝いしてくださいました。
夏時間になって夕食の時間が遅くなってきました。しかし、寝る時間は同じなので、前学期に比べて夕食後にテレビを観ながら一緒に団らんする時間が減ったように感じます。
さらに、私が学校から歩いて一人で帰宅するようになったため、その分の会話時間もなくなってしまいました。
とりあえず今後はなるべく時間を見つけて一緒に話をする機会を作っていきたいと思います。
週末は一緒にニュージーランド産のワインをいただいています。部屋にいてもわざわざ呼びに来てくれるので、比較的気を遣わずに飲めます。もうそろそろ(活動も終わるので)お別れかと思うと悲しいです。
英語の勉強
ESOL(English for Speakers of Other Language/英語を母語としない人のための英語のクラス)にまた通っています。今学期は週3時間(日本語の授業は週21時間)あるのですが、宿題もそれなりにあるので、いい英語の勉強になっています。
また、ハリーポッターや雑誌も読んでいます。
早いもので来月で活動最後の月となってしまいました。来月末に活動を終了して、オークランド発で帰国する予定です。
そろそろ学校での最後のお別れのスピーチを考えないといけないなぁ、と思っているところです。
#ニュージーランド北島・ウェリントン近郊の学校で日本語教師アシスタント