ニュージーランドの小中高校で教員をやるには、通常、2教科以上を教えられる必要があります。ですので、日本語教師だけではだめで、日本語以外にも例えば、数学を教えられる教員免許を保持しておかなければなりません。
日本語教師アシスタントも、日本語の先生が他の教科を教える際は、他の科目のアシスタントも務めることがあります。
ニュージーランドの学校生活
ポリネシアン・フェスティバル
市内のオペラハウスで「ポリネシアン・フェスティバル」がありました。いくつかのセカンダリースクールが参加したのですが、うちの学校は一番最後にパフォーマンスをして、大きな拍手を受けていました。
彼らのダンスと歌、Hakka(ハカ)はすばらしい!の一言でした。
ステージ・チャレンジ
別の日には「ステージ・チャレンジ」というイベントがあって、ウェリントン近郊の学校が十数校参加して、ダンスのパフォーマンスを競いました。ステージセットや衣装、照明も本格的で、男子校と共学、女子校では、ダンスの見せ方、構成がまったく違う点など、おもしろかったです。
多国籍な学校の難しさ
日本語の先生は、Math(数学)の授業も兼任しているのですが、その数学のクラスで、生徒の2人が突然、殴り合いのケンカになってしまい、他の生徒が止めに入ってくれたのですが、ちょっとショックでした。この学校にはイランやイラク、ソマリアやエチオピア、サモアやトンガ、もちろんアジアも含めて、非英語圏からの生徒がたくさんいるので、コミュニケーションが難しいです。
一対一で話をすると、ほとんどがいい子たちなんですけどね。
Mathの授業ではいつも「う~ん・・・」と考えながら、生徒に説明しています。
日本語のクラス
私は誰でしょう?ゲーム
Year9で、「私は誰でしょう?」というゲームをやりました。日本語の先生がローマ字の質問チャート表を持っていたので、それを使ったのですが、生徒たちは映画スターやスポーツ選手など有名人の名前を書いたシールをパートナーの背中に貼り、お互い「自分がだれか?を日本語で当てる」というものです。
「私は男の人ですか?」「歌手ですか?」「ニュージーランド人ですか?」などシンプルな日本語の質問を繰り返していくもので、生徒たちも盛り上がっていました。
意外と箸使いは慣れている
お箸でジェリービーンズを挟む(つまむ)ゲームは、どのチームも10粒を10秒を切るくらい速くできてしまって、ジャッジが難しかったです。ものすごくエキサイトして大騒ぎになり、隣のクラスから「静かに!」と言われてしまいました。
心がけていること
生徒には名前を呼んで話しかける、授業中は特にY9などジュニアはノートを見てもらいたそうにしている子には、「どれどれ?」と見るようにしています。Y9はまだひらがなが怪しいので、基本をきちんと覚えられるように気を付けたいです。
スタッフとは学校のイベントなどを一緒に見に行ったり、ESOLの先生とは映画や食事に行ったりしています。生徒や授業の話をすることが多いですね、やはり。
ホームステイ生活
このホームステイ宅では、私は食事のあとの片付けと皿洗い(といってもほとんどDish Washerですが)、お茶を入れる担当・・・に落ち着きました。Boysがいる週は、朝が忙しいのですが、朝、学校で準備をしたいことがある時は、先に家を出て歩いて行ったりしています。
だんだんペースがつかめてきました。
英語の勉強
週2回、ESOLの無いとクラスに行っています。たまに、週1,2度程度ですが、新聞を買って、興味のある記事だけ読んでいます。ESOLクラスのための話題にもなるし。でもものすごく読むのに時間がかかります。
NZからベトナムへ
次のホリデーは、2週間、Extra Holidayをもらて、ベトナムに行くことにしました。ビザを取ったり、予防接種を受けたりしなくちゃいけないのですが・・・最近、学校の授業がタイトなので、少しゆっくりしたいな、と思います。ターム3の初めに日本の姉妹都市から中学生が来て、学校を見たりホームステイをするので、本当はいたほうがいいのでしょうけれど、先生がOKをくれたので、大丈夫だと思います。
先日、NCEAのトレーニング・デーがまたあったのですが、いまだに???な常態で、他校の先生と話ができるのはいいのですが、ただ行って座っているだけで、なんだかなぁ・・・という感じでした。
NCEAについてどの程度(日本語教師アシスタントである)私が理解しておくことが必要なのか・・・。いまがレベル2で、次はレベル3と言われると、どこから始めたらいいものやら・・・。
#ニュージーランド・北島・ウェリントン近郊の学校で日本語教師アシスタント