日本語の漢字を教える際、書道の時間にアートの一環として、漢字を絵を描いて漢字の成り立ちから教える日本語教師アシスタントも多いです。絵という視覚的に右脳に訴えかけるようなアプローチだと、意味をなさなかった漢字の形も意味を持ち始め、海外の子どもたちも興味を持ってくれるようです。
オーストラリアの学校の様子
うちの学校は制服なのですが、生徒の制服と同じシャツをいつも校長先生が着ていたので、私も欲しくなって尋ねたら、なんとプレゼントしてくれました。超うれしくて登校するときはいつも着て行っています。子どもたちと同化しています・・・。
プロのフットボール(サッカー)選手
ニューキャッスルのフットボールチーム(オーストラリア大会で優勝して、ワールドカップに出たこともあるらしい?)がうちの学校の子どもたちにフットボールを教えてくれる機会(日本でいるファン感謝祭のようなもの?)があり、先生たちが「いい婿がいるはずだから(私は)行くべきだ!」と言われて(-_-;)、上級生と一緒に大型バスで出かけました。でも来ていた選手は2人だけで、しかも3軍(2軍でもない・・・)。でもなんだかんだ言いながらも子どもたちにつられて、スカートにサインをもらってしまいました・・・。
後になって「誰のサインなの?」と聞かれても誰も知らないので、答えられないのがツライですが、いつかあの2人のフットボールプレイヤーが超有名になった時、わかるかもしれません・・・。
授業以外では
スタッフも生徒たちも地域の人も、とにかく名前を覚えるように努めています。子どもの前では先生に敬称を付けて呼ぶべきだと思うのですが、ミスター、ミセス、ミス、ミーズ・・・と面倒くさいので、日本語で「〇〇センセイ」と呼んでいます。
日本語のクラス
書道で漢字の成り立ちから教える
書道(Calligraphy)の授業はどの学年の子どもたちも、先生でも大興奮です。漢字の成り立ちを簡単に説明すると(山の絵→山 など)、たぶん今までトンチンカンだった漢字が、少し身近に思えたようで、とても興味を示していました。その後で私の書いたものを見せると、みんな息をのんで見つめ、興味が頂点に達したところで、「では今日はみんなにトライしてもらおうかー!」と言うときの快感ときたら・・・。
私の書いたもの以外に手本になるものがないのが気の毒ですが、文字について誰も何もわからないと思うと強気になれます。
ただ、しつこいほど注意しても、何度もなぞり書き(カンニング)をしようとする子がいるので、目が離せません。
日本語の名前を必死に思い出して書いていましたが、元々日本語を勉強している学校ではないので、書いた本人と私以外にそれを読める人がおらず(たまに私も読めなかったりして・・・)、作成者探しにちょっと苦労しました。
どのクラスでもたくさん写真を撮りました。
ホームステイ生活
ホームステイは極めて快適です。今月初めには車で3時間かけてシドニーに連れていってもらいました。この町にいると1ヶ月の出費がわずか9.4ドルほどなのですが、シドニーで数か月ぶりに買い物らしい買い物をし、ビーチで遊んで、スーパーでリフレッシュしました。ホストマザーのご両親が私のことを気に入ってくれて、次の派遣校に移るまでのホリデーの間は、シドニーのビーチの真ん前にある彼らのフラットで過ごす予定です。そのフラットの窓からはビーチが見えます。
あと1ヶ月ほどでこのホストファミリー宅を離れるので、ホストの子どもたちに置き土産として、せっせと日本語の教材を作っています。子どもたちはそれをファイルしてコピーして使っていますが、ワークシートが大好きで、1日に2枚も3枚もするので、ひそかにプレッシャーになっています・・・。
地域の品評会
あと地域の大きなお祭り?ショー?があり、乗馬や牛、羊の品評会、アートや木花、ケーキ、モーターバイクなど、本当に様々なものが展示され、品評が3日間、行われました。私の自信作?の風景画は賞を逃しましたが、私が授業や個人レッスンで教えていた子どもたちの折り紙の作品が、たくさん賞をもらっていたのが、何よりうれしかったです。
必死に子どもの名前を覚えたつもりでしたが、このお祭りでは近隣の3校すべての子どもたちが入り乱れて飛びついてくるし、私のことを一方的に知っている父兄たちが、さも以前からの知り合いかのようにフレンドリーに話しかけてくるしで、かなり困惑しました・・・。
英語の勉強
以前、本屋さんで見かけた「英会話 とっさのひとこと辞典」が気になってしかなたかったので、日本から送ってもらいましあ。面白いので眺めていますが、まだまだ自己満足の領域です。#オーストラリア・NSW州北東部の学校で日本語教師アシスタント