日本語教師アシスタントは、日本の季節行事に沿って日本語の授業や文化紹介を行っていけば、比較的楽に年間のカリキュラムをこなしていけます。2月は節分や日本のバレンタインデー、ホワイトデーなどの説明を日本語のクラスで行うも多いです。恵方巻を一緒に作るケースもあります。
カナダの学校の様子
カナダのバレンタインデー、学校では
バレンタインデーに、赤かピンクか白の服を着て登校することになっていて、体育館でバレンタイン・ダンスが催されました。学校全体がすごくかわいい雰囲気になりました。
生徒たちからたくさんメッセージ・カードをもらってびっくりしたし、とても嬉しかったです。
日系カナディアンの太鼓演奏
また別の日には、日系カナディアンの太鼓グループが来校して、演奏してくれました。違った日本文化に触れることができて良かったです。日本語のクラス
節分
日本の節分を紹介し、鬼のお面を持って行いました。効果がなかった訳ではありませんが、もうちょっと詳しくやれば良かったかな、と感じました。
年の数だけ豆を食べる、鬼は Bad Luck を意味するものなど、一通り説明はしましたが、生徒たちにちゃんとイメージが伝わったのか、ちょっと心配です・・・。
書道
書道の時間に一人ひとりに漢字とカタカナで名前を書いて渡してあげたら、みんな喜んでくれました。その次に生徒自身に書いてもらい、「友人」「努力」「正直」と少しずつ難しい漢字にチャレンジさせていきました。
書き順をスライドに写して見せたら、理解してもらえたようでした。
予想を超える折り紙人気
折り紙は特に低学年の生徒ほど大喜びで、こんなにも喜んでくれるとは思っていませんでした。G4/5のクラスで折り紙をやった時、みんな出来が良かったので、鶴もできるかな?と思って挑戦させてみたのですが、やはり難しすぎたみたいで、一人の男の子が泣きそうになっていました。
折り紙=難しい のイメージで終わらないように、これからはもっとシンプルなものをやるべきだ・・・と改めて認識しました。
グループワークの難しさ
一般の生徒と一緒に障害を持つ生徒が授業を受けていた時、みんなと一緒にグループワークをしなければいけなかったのですが、その子がみんなの中に入れず孤立してしまっていました。かわいそうに思えて話しかけて、少し甘やかすようなことをしてしまいました。
それが気になって担任の先生に「甘やかしすぎてしまった?」と尋ねたら「その子の為にならないから、甘やかすようなことは、授業中はしてはいけない。」と言われ、反省しました。
授業以外では
書道の時に生徒たちの名前を漢字で書いて渡してあげたのが好評で、先生たちからも、自分の名前を漢字にしてほしいと頼まれまれるようになりました。それまで接する機会がなかった先生とも話すようになって、いいきっかけになりました。
また、スタッフルームではプライベートの話をたくさんするようにしています(もちろんプライバシーの侵害にならない程度に)。
これによって、少し苦手かも・・・と思っていた先生とも、打ち解けられました。
子どもたちとのコミュニケーションのきっかけは、折り紙が一番よい方法だと思います。
どんどん新しい作り方を知りたがるので、こちらがびっくりするぐらい上達が早くて、少し難しいものも作れるようになってきました。
「家でも作ってみたよー!」と見せに来てくれるのがとても嬉しいです。
ホームステイ生活
ホストファミリーとは、特に変わったこともなく仲良くやっています。何をするにも誘ってくれ、特に13歳のホストシスターとは、化粧品の話などいろいろして仲良くしています。
私の発音が悪いらしく、ホストマザーとなかなか話が通じないので、それが今の課題です。
他のアシスタントのホストファミリーとも家族ぐるみの付き合いをしたりして、時々みんなで一緒に夕飯を食べて楽しくやっています。
トラブルというほどのことではないけれど、少しおかしいな?と感じたことも口に出して話し合って観たら、以前よりもホストファミリーとの関係が良いものになったと感じています。
英語の勉強
特にリスニングには苦労することが多いですが、学校のESLの先生に、「とにかくニュースの英語を聞き続けるのが一番いい方法」と教えてもらったので、内容は理解できなくても、なるべくニュースを見るようにしています。また、テレビに限らず、カナダの新聞、雑誌など、時間があれば英語に触れるようにしています。
ホームステイでは"What did you do today?"と帰ると必ず聞かれるので、それがきちんと説明できるように、帰り道に考えています。
#カナダ・BC州バンクーバーの学校で日本語教師アシスタント