ニュージーランドの小中高校は、1月末(2月初め)から新年度(第一学期)が始まります。
学校のできごと
新学期の初日に powhiri(ポフィリ/ポーフィリ・・・マオリの歓迎の儀式)という新入生と新しい学校スタッフを歓迎するセレモニーがありました。マオリの歌や生徒たちのHaka(ハカ)がとても力強くて感動しました。
共学だと思って来たら男子校だったので、少し驚きましたが・・・生徒たちは礼儀正しく優しいです。
日本語のクラス
Year10と11の生徒らを対象に、「夏休みは何をしましたか?」というテーマで短い日記を日本語で書かせたのですが、地名をカタカナで書いたり、自分たちのやったアクティビティを文章にするのに一生懸命でした。クラスの人数が少ないので、お互い質問し合って、いい雰囲気でした。
授業の予習は大切
ひらがなカードを使って「単語を覚えましょう」というのをYear10でやったのですが、絵カード全部に目を通していなかったので、「びゃくや」をうまく英語で説明できませんでした。生徒たちはノートに書いて意味などをメモしていましたが、ペースがつかめず、もっと楽しくできるように、準備と工夫が必要だと思いました。
1人で授業をすることに
日本語の先生(ニュージーランド人)は、留学生(主に中国)の受入れも担当していて、彼らのオリエンテーションやESOLのためのテストと、通常の授業が重なってしまったため、日本語の授業を私がすることになってしまいました。事前のプランニングをして、授業も同じ教室だったので、何とかなりましたが、いきなりだったので、少し戸惑いました。
授業以外では
初日、スタッフミーティングに出ても、まるでチンプンカンプンでした・・・。少しずつ顔と名前を覚えて、声を掛けられた時に、名前を呼べるようにしています。ティータイムとランチの時、先生たちのみんな何となく座る場所が決まっているので、とりあえず自分の近くから始めて、話ができるようにしたいです。
生徒たちとはこれから!ですね。
ホームステイ生活
ホストファミリーはとても温かく、親切です。ホームステイは私が初めてらしく、まだお互いに様子を見ながら・・・という感じですが、生活のパターンやいろいろなやり方がわかってくれば、もっとうまくいくと思います。私の部屋は新しく用意してくれたそうで、机やたんすなど、必要な家具類はすべて揃っていて、居心地がいいです。
ホストファミリーのPCを私も使わせてもらっているのですが(アドレスも準備してくれていました)、そう頻繁には使えないと思うので、自分のノートPCを使えるように、必要なものを揃えていこうと思っています。
英語の勉強
ホストファミリーと一緒に夕食後テレビを観ています。ドラマはまだよくわかりませんが(特にBBCのは)、ニュースや料理番組などリスニングにはいいかな、と思います。学校では時間が合えば、ESOLの授業に出ていい、とのことなので、スケジュールを確認してぜひ参加しようと思っています。
ウェリントンの強風は想像以上にすごいです。子どもが飛んでいってしまわないか不思議なくらいです。
今日、初めてバスで市街地へ出かけたら、帰りに迷子になってしまい、ホストマザーにピックアップしてもらいました。とほほ、です。
そんなわけで、私のニュージーランド生活は幕を開けました。
#ニュージーランド・北島・ウェリントン近郊の学校で日本語教師アシスタント