カナダで生活していると、日本語教師アシスタントでも、マイナス15度くらいは寒くは感じなくなるようです。
カナダの学校での活動
デジカメが凍るカナダ
Grade6~12の生徒たちと一緒にでスキーに行きました。マイナス15度とカナダにしてはそんなに寒くなかったのに、子どもたちはすぐに休憩したかって、指導員(スキー・インストラクター)の方も少し困ってました。私は生徒たちの写真を撮ることに専念しようとしたのですが、デジカメが凍ってしまって、うまく機能しなかったので、スノーボードに専念しました。
教員アシスタントの会議
エドモントンにTA(ティーチャーズ・アシスタント)のconference(会議)があり、参加させてもらいました。カナダの先生がどのように子どもに英語を教えているのか、特にlearning disabilities(LD;学習障害)に対しての教え方が分かって、勉強になりました。
日本でもphonicsを取り入れて英語を教えることができるのではないかなどを考えたりしました。
日本にはTAという制度そのものがないですが、学校の現状から考えて、いずれ日本でもTAを必要とする時が来ると思います。
この会議で一番驚いたのは、カナダのTAの人たちが単なる先生のアシスタントではなくて、プロフェッショナルな意識がとても高かったことです。
しかし、カナダのTA制度にも良い所ばかりではありません。例えば、TAを必要とする子どもが卒業したり、引っ越ししたりすると、TAはクビになります。
カナダには養護学校はない
日本ではまだまだ障害を持った子どもは養護学校に強制的に入れられることが多いです。しかしカナダでは養護学校そのものが存在せず、障碍者も普通の学校で学びます。普通の生徒は身近に障害を持つ生徒と接することができ、どのような助けを必要としているのかを自然と学んでいると思います。
日本でこの先どうなるかはわかりませんが、誰もが平等に教育を受ける権利を持っているので、障害があるというだけで隔離してしまうのではなく、彼らに選択肢を与えるべきだと思いました。
カナダの学校での自分ならではの居場所
自分がこの学校で一番貢献できる場所はどこかと考えた結果、Resource Class(リソース・クラス)の子どもたちとできる限り関わっていこうと決意し、新年からはずっと算数、スぺリング、ジャーナル、リーディングのアシスタントをしています。普通のクラスはもう日本に関するネタが尽きてきて、もう授業したくないのが本音ではありますが、とりあえず子どもが楽しめるような授業を心掛けています。
G11が一番難しい年ごろでもあるし、授業を考えるのに苦労しています。
初めの頃はリソース・クラスの子どもがいきなり殴ってきたり、まったく言うことを聞いてくれなかったので、いろいろと子どもとの関係に悩んだりしたけど、今は子どもたちが私のことを家族のように接してくれるので、日本に帰るのがとても辛いです。
算数、英語のスキルがとても遅れている子どもたちだから、将来がとても不安です。
しかしどうしてカナダの数学はこんなに簡単なのか疑問です。それか日本が難しすぎるのかも?
カナダでの英語生活
日本に帰るまでに、カナダでできる限り映画をたくさん観て帰ろうと思っています。TOEFLのテストを受ける決意をした・・・かもしれません。しかしUS$110は痛い・・・検討中です。
3月中旬に帰国予定です。予定でなくて決定です。
ちなみに今朝はマイナス35度でした・・・
#カナダ・サスカチュワン州の学校で日本語教師アシスタント