授業中にケンカが起きたり、と元気いっぱいなオーストラリアの子どもたちと日本語教師アシスタントの奮闘記です。
学校のキャンプに参加
学校主催の行事ではないのですが、SA(サウス・オーストラリア)で日本語を学んでいるYear12の学生が集まるキャンプに参加させてもらいました。学生はもちろん、他の学校で活動しているアシスタントさんも数名来ていて、滞在中にいろいろと情報交換することができ、とても有意義な時間を過ごせました。キャンプの進行面でも予想以上に役に立てたようで、とても満足のいく週末になりました。
日本語のクラス
ひらがな神経衰弱
日本語の必修のYear7/8の生徒の中には、日本語を学ぶ気持ちがまったく持てない子も何名かいて、テストの度に白紙に近い回答を目にしていました。そこで、そういった子にはテストの前後どちらかに(早く終わってしまうので)ひらがな神経衰弱のゲームをすることにしました。
すると、ひらがなを書けない子でも、意外と読めたり、憶え方のフレーズは記憶しているという発見があり、さらに楽しんでいる様子が見受けられ、私も日本語の先生も励まされる思いがしました。
失敗した授業
前述同様に神経衰弱をグループワークの際、大人数(7,8名)で試したところ、集中しきれない子も出てきて、うるさい授業になってしまいました。また、Kindyで何回か折り紙を試したのですが、難しすぎたり、サンプルを持って行き忘れたりと、進行面でうまくいかないことがありました。準備を怠らないようにしなければ、と反省しています。
とはいえ、私の思惑以上に子供たちができあがりの作品に喜んでくれたので安心しました。
授業中にケンカ発生
授業中、先生が他の生徒を指導している間に、別の生徒同士が、あわや取っ組み合いのケンカになろうかという場面がありました。止めに入ったものの、「止めなさい」としか言えず、無力感を感じました。先生に助けを求めたのですが、こういう場面の対応は難しいなと実感した出来事でした。現地の生活で気を付けていること
あいさつ・名前・情報収集。私もそうですが、子供たちもようやく私に慣れてきたな、という気がします。無理やり遊びに引き込もうとしなくなったり、私の方もたしなめ方を覚えてきて、楽に付き合えるようになりました。今は休みの日には、キャンプファイヤー並みのBonfireを楽しんでいます。
英語については、単語も原書での読書も無理ない程度に続けています。
最近はスクールバスの中で子供の歌遊び・手遊びを楽しんでいます。子供の遊びとは言え、侮れず、新しい単語やリズムに苦戦しています。
#SA(サウス・オーストラリア州)の学校で日本語教師アシスタント