ニュージーランドの年末年始の過ごし方(日本語教師アシスタント)

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ニュージーランドは授業よりも学校行事が多くなる年度末(10月~12月)が終わると、日本語教師アシスタントの参加者は、旅行や友達との再会にと大いに羽を伸ばす時期となります。

ちなみにニュージーランドの学校は、セカンダリー・スクールは12月初旬から、インターメディエート/プライマリー・スクールは12月中旬から1月末までお休みとなります。


そんな年度末の日本語教師アシスタントの活動を振り返ると共に、12月~1月いっぱいの休暇中の皆さんの様子をお伝えします。

ニュージーランドの学校の学年末の様子

Prize giving

日本でも年度末は終業式などが行われますが、ニュージーランドでは『Prize giving』という、日本で言うところの、卒業式と表彰式(成績優秀者の表彰式)が混ざったような感じの式典が夜に催されることが多いです。

年度末、1年の締め括りである、Prize giving が行われました。

街のホールで、ハカ(ラグビーのオールブラックスが試合前に必ず披露する踊りの事です)から始まり、各教科の成績優秀者が次々と表彰されます。歌やバイオリン、最後には生徒会長のスピーチ。彼らも彼らの両親も涙、涙・・・・で私も思わず涙してしまった、感動の行事でした。

先生方は、出身大学の黒いガウンを着て、すごく重々しい雰囲気でした。私もガウンを借りて参列! 19:30~23:00まで座って見ているだけでしたが、最優秀生徒には日本語を履修していた女の子が選ばれ、最高に嬉しかったです。(セカンダリー・スクール)

NCEA

式の他にも、年度末のイベントと言えば、試験。ニュージーランドでは進級/大学入学の為には非常に重要なNCEAのテストが催されます。そのNCEAの日本語テストのリスニングなどでも、日本語教師アシスタントは活躍しています。

11月27日は、Year11,Year12のNCEA日本語テストの日でした。最初は、日本語担当教師がリスニング・テストを担当する事になっていたのですが、生徒達はアシスタントである私の声に慣れているので、急遽、私が担当する事に!!緊張しました・・・。(セカンダリー・スクールにて日本語教師アシスタント活動)

ロングホリデー(年末年始)の過ごし方

感動に緊張にと大忙しだった日本語教師アシスタントの皆さんも、12月下旬~1月末まではクリスマスの長期休暇となります。

休暇期間中、ほとんどの日本語教師アシスタントの方達は、ニュージーランド国内旅行や隣国のオーストラリア、フィジー、トンガ、サモア等へ旅行に出掛けます。

日本語教師アシスタント活動開始前におこなったオリエンテーションと準備研修にてを知り合った同期の方々同士で、この長期休暇や各学期後の約2週間のお休みや週末を利用して、お互いの赴任地を訪問し合ったりもしているようです。

また、この長期休暇中は、そんな仲間達や学校で親しくなった先生方と小旅行へ出掛けます。

ワーキングホリデー・ビザで参加している方は、(ふだん日本語教師アシスタント活動中はアルバイトどころではないので)このホリデー期間にアルバイトに精を出して忙しい夏となる人もいらっしゃいます。レストランやファーム等で働き、ニュージーランドでいろいろな経験を重ねているようです。

ニュージーランド国内では、南島旅行をする日本語教師アシスタントが多いです。この時期の南島は比較的暖かく、ニュージーランドの美しい自然を満喫する絶好の機会でもあります。

南島の国立公園で、Kayaking (カヌーに似たスポーツ?です)に挑戦してみました。緑に囲まれ、又、海の水が本当に透き通っていて感動でした!

Bush Walk をして、丘の上から眺めたハーバーは最高。田舎の街もいいものだな~、と思えた(笑)瞬間でした。その後は、牛のミルキングにも挑戦。糞まみれの生活にもすっかり慣れました!

みなさん、学年末もホリデー期間も、ニュージーランドでしか味わえないような体験をされていらっしゃるようです。

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