歌手が突然学校でコンサート

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ニュージーランドのどの学校も、学年末の10-12月は授業よりもテストやイベント事が多いようです。ニュージーランド出身の歌手が突然、学校を表敬訪問して歌ってくれたり、と地元ならではのハプニング・イベントにも日本語教師アシスタントは遭遇することがあります。

学校でのできごと

イベントづくしで学校全体がそわそわしているここ最近です。

カパハカでお出迎え準備

学校では、日本の高校生290人が来校するということで、Year9、Year10の全員がカパハカ(マオリの歓迎の踊り)の練習をしていました。

アグロドーム

空き時間に英語の勉強のために参加させてもらっていたESLの最後の授業では、時間が余ったので、先生が「散歩に行きましょう」といって校庭の大きな木の下に連れて行ってくれました。風の音や鳥の鳴き声がよく聴こえてとてもゆったりとした気持ちになりました。アグロドーム(Agrodome)にも連れていってもらったり、ESLはとても楽しい授業でした。

Prize Giving

Year13とYear12のPrize Givingに参加しました。てっきり私は生徒の側だと思っていたら、檀上でがガウンをはおった先生たちの側でした。恐れ多かったです。専任の日本語教師が着物を貸して着せてくれました。

突然、プロの歌手がコンサート

歌手のHayley Westenra(ヘイリー・ウェステンラ)が突然、学校に来て3,4曲歌っていきました。本当に突然で、急きょ、Year9と10の生徒らがホールに集められて、ミニコンサートになりました。得した気分です。

Hayley Westenra(ヘイリー・ウェステンラ)は、ニュージーランド・クライストチャーチ出身の歌手で、「ニュージーランドの歌姫」とも呼ばれており、とてもあたたかく包み込むような声の持ち主です。日本では「ヘイリー」という名前で活動しており、日本の歌(J-popや童謡など)の英語のカバー曲を何曲も歌っており、そのCDアルバムも発売されています。

カラオケ

スタッフのクリスマスパーティでKARAOKEをするはめに。仕方なく1曲歌いましたが、そもそも曲のバラエティが違うし、やはり日本で流行る曲と、NZで人気がある曲は違うので難しいものがありました。

教職員のタッチラグビー

教師や職員らがやっているタッチラグビーに参加するようになってから、今まで全く話さなかった先生たちが、気軽に声を掛けてくれるようになりました。やはりスポーツを通じてのコミュニケーションは広がると思いました。

日本語のクラス

個人(個別)対応は効果的

今月は学年末が近いということもあって、Year11,12,13はほとんど自習状態、試験勉強でした。Year10もテスト対応。Year9の子で「ものさし」「えんぴつ」などの単語が言えない子がいて、「明日まで覚えてきてね。」と言ったら、翌日、「ねぇ聞いて!聞いて!」としっかり覚えてきてくれてました。個人対応は効果があるようです。

初めて一人でYear9と10の日本語の授業をやりました。Year9は散々・・・制御できませんでした。いつもは緊張したムードだったのに・・・やはり先生は厳しく締めないといけないと思いました。

その点、Year10はとても協力的で楽しかったです。ちょっとうるさくなると必ず誰かが仕切ってくれてました。ゲーム形式で「〇〇が好きです。」をやりました。

Oral テスト

Year9のOralテストも一人でやりました。小部屋で一人ずつ。1から12まではほとんどの子がスラスラ数えられたけど、「何月生まれか」が言えず。
いつも授業中は賑やかな子が妙にソワソワしてたり、ぼんやりしてる子が意外にスラスラハキハキ答えたり、個別にやるとなかなか興味深い結果になりました。

ジャパレスで課外授業

Year11~13の最後の授業は、日本食レストランで食事をしました。私たちが何気なくやっている事(お茶碗を持つとか)も、生徒達にとっては「新しいこと」のようで、つくづく文化の違いを感じました。

授業では相変わらず生徒達の「私の名前知ってる?」「僕の名前覚えてる?」という(私が生徒の名前をちゃんと覚えたか確認)攻撃が続いています・・・^^);

ホームステイ生活

ホストファミリーのパートナーの仕事が、森で木を切ってそれを運ぶことなので、先日、トラックの助手席に乗せてもらい、1日見学しました。森は丘の上にあって、海が見えてとても綺麗で、自然を満喫しました。木の事とか使い道とかニュージーランドの林業のこととか、いろいろ教えてくれました。とても面白かったです。

#ニュージーランド・北島・ロトルア近郊の学校で日本語教師アシスタント

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