日本に関する展示方法で物議をかもしたこともあるオーストラリア戦争記念館にも、オーストラリアの子どもたちは学校の遠足で行くそうです。
学校でのできごと
年末になってきたということもあり、来年、この学校に入学する生徒や、系列の高校から、生徒が見学に来たりしました。これから年末にかけていろいろな行事があるので忙しくなりそうです。キャンベラへ遠足
11月初めにYear6の生徒らとキャンベラへ2泊3日の遠足に行きました。キャンベラには行った事がなかったのでうれしかったです。ガイドの英語の説明が私を眠くさせるので、つい居眠りをしてしまい、あとで生徒から「いつも寝てたね。」と言われてしまいました・・・。
オーストラリア戦争記念館
Australian War Memorial(オーストラリア戦争記念館)にも行ったので、帰ってから日本の戦争について触れて、鶴を折りました。その時、インターネットを使ったので、私が説明するより、生徒も集中できて、涙を流す子もいました。
その時使った、広島についての英語のサイトはこれです。
KIDS PEACE STATION HIROSHIMA
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/kids/KPSH_E/top_e.html
日本語のクラス
こぶたぬきつねこ
動物の名前を日本語で教えたとき、「こぶたぬきつねこ」の歌はやはり大好評でした。Kinderの子たちは「〇〇になれ!」というと、本当に成り切っていて、とても可愛かったです。日本のトイレに釘付け
先週、姉妹校のセカンダリー(高校)に出向いて習字を教えました。Year7の子はとても楽しんだようです。そして「日本の家について」という授業テーマで、私の家の写真を見せたら、とても興味深くみてました。特にウォシュレットのトイレ(温水洗浄便座)に食いついていました。
年齢が高いほどよく理解してくれますね。
あやとりは小学生には難しい
あやとりを1つのクラスで教えようとしたら、複雑すぎて断念しました。「ほうき」はなんとかできましたが・・・。でも、その後、たくさんの子たちが、「ひも」を持って休み時間に遊ぶようにはなりました。高学年に教えることの大変さ
Year8を教えた時はうるさいし、日本や日本語に興味のない子ばかりで大変でした。生徒の中には、「アジア人なんて全部一緒」みたいな差別感を持つ子もいて、ちょっとショックでした。実際、オーストラリアには日本人に対する嫌悪感を持つ人はいます(戦争のせいで)。そんな人たちが日本やアジアに心を開いてくれるよう、架け橋になれたらいいな、とは思います。
教えるのが(メインの派遣校が)プライマリースクールで良かったと思いました。小学生は目がキラキラして私の授業を待ってくれるし・・・。
豪邸でのホームステイ生活
とても良い家族です。子どもは8,6,3歳でちょっとうるさいけどかわいいです。ホストマザーが出かけるのが好きで、毎日どこかへ行っています。
そのため、部屋が汚く、ご飯もあまり作らないので、私が作っています。
野菜を食べないので、リクエストして買ってもらっています。
食事について、ちょっと不満がありますが、とてもリラックスできる家なので、まぁいいか、って感じです。
この間、「お餅」を家族に食べてもらったところ、大爆笑でした。
マザーが毎週末テニスをしているので、その仲間とも仲良くしてもらっています。今月末にはダブルスの試合に出るので、優勝を目指します。
日本に牛肉を輸出しているホストファミリー
ホストファザーがファーム(牧場)を営んでいて、連れて行ってもらいました。日本に牛肉を輸出しているそうです。モーターバイクに乗って、牛を追っかけてみました。「この肉が日本に行くんだ・・・」と思いながら・・・。月末にはホームステイを移動するので、この(携帯の電波が届かないぐらいの)豪邸とももうすぐサヨウナラなので、ちょっと寂しいです。
学校で心掛けていることや英語について
話しかける事、生徒の家から招待された時など、誘われたものはなるべく受けることを心掛けています。田舎の学校ということもあり、学校の先生やスタッフの人々もみんないい人たちなので、向こうからもたくさん話しかけてくれるのはありがたいです。
英語に関しては、DVDを観たり、会話をする程度です。発音をもっときれいに話せれば・・・ということで、発音向上のため、本を音読したり、学校でもらったプリントを読んだりしています。
#オーストラリア・NSW州内陸部の小学校で日本語教師アシスタント