ハロウィンは、日本は商業的イベント色が強いですが、本場の北米・カナダでは、学校の授業がお休みになって、ハロウィン・パーティが催される学校もあります。
ハロウィン・スクール・パーティー
ハロウィンの前の金曜日は、高校生以外は授業がほぼなく、パーティーの準備とパーティーでした。中学生が作ったお化け屋敷をまわったり、コスチュームコンテストをしたり、かぼちゃに絵を描いたりして・・・という1日でした。
先生達や学校職員もみんな仮装していました。私は浴衣を2着持って行って、日本語のクラスで高校生に着せたり、自分でも着たりして過ごしました。
日本語のクラス
G11では日本を扱った映画やドキュメンタリーを友達や図書館でいろいろと借りました。1つだけではなくて、いろいろ違ったものを見せると印象も変わってくるのでいいと思います。けんだまやコマはすごく楽しんで遊べました。
最初に「書くことは教えなくていい」と学校に言われていたのですが、ひらがなくらいは読んだり書いたりできるようになってほしいと思ったので、少しずつ教えています。すごく難しそうですが、慣れていってほしいです。
G2では毎日朝の1時間とランチの時間を一緒に過ごしています。朝は週に何回か折り紙をしたり、挨拶などの簡単な日本語を教えたり、担任の先生が他の教室に行って個別に教えている間、その他の子どもを見ていたりしています。
折り紙はもちろんですが、折り紙を折りたたんで切って、雪の結晶のような形をいろいろと作る遊びが大好評です。
フランス語系のクラスなので、私も子どもにフランス語の単語を教えてもらっています。
日本の昔話はウケがよくない
日本の昔話の英語訳は、英字新聞に載っていたのを何種類か切り取って持って来ていたので、日本語で書かれた絵本を図書館や日本大使館で借りました。G4,5,6のクラスで浦島太郎を読みました。訳と絵本の話が違っている箇所がけっこうあったので、飛ばしたり少しごまかしたりしました。
英語系とフランス語系両方のクラスで読んだのですが、どちらのクラスでも絵についてすごく質問がありました。
日本の昔話はどれもあまりハッピーエンドではなかったり、意地悪な感じがする話が多かったりするので、ウケがあまり良くないなぁと思いました。
成績・評価の提出
日本語クラスの成績を、突然、出すように言われて焦りました。突然だったのでかなり戸惑いましたが、テストもなんとかやって、コメントの書き方もいろいろな先生にアドバイスをもらって、無事提出することができました。先生達とはいろいろな話ができるようになったのですが、校長先生はとても忙しく、あまり学校に来ないので、直接会って話す機会がほとんどありません。
会えた時にいろいろと聞けるように、常に質問事項をメモに控えておくようにしています。
ホームステイ生活
相変わらず快適に過ごしています。ご飯が本当においしいのが助かります。学校の行き帰りやダウンタウンまで時間がかかるのにも慣れました。10月はサンクスギビングのディナーが2回あったり(親戚の家&自宅で近所の人や友人たちと)、ハロウィンパーティーがあったり、近所の人と映画やフットボールを観に行ったりと、ホームステイによって知り合えた人たちと楽しい時間を過ごしました。
英語
なるべくテレビやラジオをつけるようにしています。ホームステイの自室のテレビは、英語のサブタイトルが出るのでだいぶ助かりました。しかし、そのサブタイトルはどうやっても消えないので、今はできるだけサブタイトルを見ないようにしています。英語の本や雑誌も読んでいるのですが、書くことをしっかりしないと・・・と感じています。
#カナダ・オンタリオ州オタワ郊外の学校で日本語教師アシスタント