海外の日本語の授業などで動植物ネタをやる時は、その国における生息状況や生徒らの認知度を予め確認しておいたほうがよさそうです。
日本語・日本文化紹介のクラス
蝉がいない地域もあるカナダ
折り紙をしたときに、夏の終わりの蝉しぐれ・・・ということで、蝉(セミ)を折ったのですが、反応がイマイチだなと思ったら、カナダにはセミがほとんどいない、ということが分かりました。蝉が鳴かないので夏でも静かなのだそうです。びっくりしました。
カナダで評判の親子丼
授業の一環で親子丼を作りました。全員が調理したわけではなくて、生徒は「~丼」「親子」や材料、調理法などの単語を学びつつ、先生主体で6人前くらいを作って、皆で少しずつ食べました。生徒はかなり気に入ったようで、もっと食べたがっていました。
静かな背文字伝言ゲーム
Grade10で、いつくかグループに分けて一列に並び、前の人の背中に指で文字を書いて後ろから前に伝えていく伝言ゲームをしました。一番後ろの人だけが答え(文字)を見て、一番前の人まで正しく伝わるスピードを競うゲームです。
分かったか否か?もジェスチャーで示すようにしたので、クラス中静かでした。書き順の練習にもなりました。
現地に溶け込むために心掛けていること
目が合った時や教室に入ってきたとき、笑顔で Hi! と言うようにしています。それから、英語でうまく言えなくても、伝えようとする努力をすることだと思います。あまり他のスタッフと交流する機会がないな、と感じたので、用事が無くてもランチタイムにスタッフルームに行く機会を持つようにしました。(時々誰かが作ったケーキなどがあるので、それを食べつつ・・・)顔を覚えてもらったり、身近な存在に感じてもらうことが大事だなぁ、と思っています。
カナダでのホームステイ生活
1軒目のホームステイ
とても快適に暮らしています。ホストシスター(派遣校の生徒です)が明るく人当たりが良い人で、彼女のおかげで学校でも家でも楽しく過ごせ、彼女を通して交友関係も広げることができました。また、ホストマザーはとにかくよく笑う明るい人で、私の拙い英語を注意深く聞いてくれます。
昼食も準備してくれたり、材料を出してくれたりするので、とても助かります。ホストシスターの妹はとてもシャイな子ですが、次第に打ち解けてきました。
2軒目のホームステイ
今度のファミリーは夫婦2人暮らしで、旦那さんは単身赴任で普段はいないので、実質ホストマザーと2人で暮らしています。ホストマザーは学校の先生です。彼女は放課後チューターをしていたり、First-aider(応急処置者)の資格を取る勉強をしていたりと忙しく、夕食の時間に家にいないことも多いので、週に3回くらいは自分で用意して食べています。
前の日に多めに作ったり、材料をそろえてくれたりしてくれるので、困ることはありませんし、食べ物の嗜好も合うのですが、寂しい面もあります。
1月に赤ちゃんが産まれるので、私が住む部屋をベイビー・ルーム(赤ちゃん部屋)にするために、1,2ヶ月後にはまた別のお宅へ移ることになります・・・ちょうど次にホームステイを受け入れたい(ホストファミリーになりたい)という生徒が出てきて、その家族とメールでやりとりをし始めました。
英語の勉強
人と話す機会を多く持つようにしています。特にホストシスターと話すときは、彼女は日本語を勉強しているので、「〇〇は日本語で何?」「XXは英語で何?」というように、お互い聞き合ってLanguage Exchange のようでとても勉強になります。また、家にたくさんDVDがあるので、それを観たり、テレビドラマを観たりしています。
また、学校の図書館で本を借りることができるようになりました。もともと活字中毒のきらいがあるので、とても嬉しいです。
バスの中や夜に読んでいます。
日本人の交換留学生や、前のホストシスターと英語でチャットをすることもあります。
#カナダ・BC州中部(山間部)の学校で日本語教師アシスタント