日系文化会館やロイヤル・オンタリオ博物館を活用

カナダ 書道 日本食

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日本の小中高校でも社会見学などはありますが、海外の学校では社会見学(School Trip)の数がとても多いのが特徴の1つです。そのスクールトリップを
日本語の授業に上手く取り入れて活用すると、授業のマンネリ打破や、生徒の新しい一面を見れたりと、いろいろな発見につながります。

学校でのできごと


ロイヤル・オンタリオ博物館


日本語を学んでいる生徒たちとロイヤル・オンタリオ博物館(ROM)に出かけ、日本の昔の鎧や刀、籠などを見学しました。
ガイドをしてくれた方に、積極的に質問をしている生徒たちに感心しました。
その後、日本食レストランで食事をしましたが、お箸を上手に使える生徒もたくさんいました。

日系文化会館


また、ESLクラスの生徒たちと一緒に、日系文化会館(JCCC)へスクール・トリップ(社会見学)へ行き、着物を着たり、茶道、書道を楽しんだりしました。いろんな国から来た生徒たちがいるクラスですが、みんな着物を着て、とても喜んでいて良かったです。
また、書道もみんなとても上手に書けたのでびっくりしました。

学年末~年度始め


学年末になる月末からは、試験週間で、生徒たちにとっては最後の単位取得となるため、みんな必死な様子でした。私はその期間はお休みとなりました。

新学期になると、今後の生徒たちの方向性をはっきりさせるため、授業の選択をきちんと選ぶことを生徒たちに考えさせているところが、日本と違って良いと感じました。

生徒も入れ替わった(前学年で日本語を習った経験のある生徒たち)ので、復習をメインにしました。繰り返し言葉を発言させることが良い復習になったと思います。

日本語のクラス


会話を録音させるのも効果的


簡単な日本語での挨拶を学んだあと、3人のグループに分けて、会話を録音しました。本当にみんな上手で、中には足音まで入れるグループもいて、それぞれの個性や積極的な行動に感心しました。

チーム対抗式の授業


生徒を2つのグループに分けて、日本についての出題を、対抗試合形式ですると、それぞれのチームが協力しあって考えながら、楽しく授業ができました。

日本の雑誌


日本の雑誌について紹介したところ、とても興味を持っていたようです。つまらない記事でも興味を持ったらその言葉の意味や発音、それに関連する事柄などを教える良い機会になりました。

ネットで同世代との交流


特別プロジェクトとして、インターネットで日本の学校の生徒へ向けて、自己紹介(家族についてや趣味など)をしてみよう!ということで、パソコンを使ってその内容をクラスのみんなの前でプレゼンテーションしました。
上手な子、下手な子、差はありますが、5ヶ月の成果としては良かったなと思いました。

ただ教科書にそって進めているだけでは、理解できる生徒、できない生徒に差が出てくるようで、もっと興味を持てるように進めなければいけないと思いました。自分の頭の回転の悪さを反省するばかりです。

70分の授業に、生徒たちの集中力が続かないことが最近多いので、もっとバリエーションをつけなければ、と感じています。

もっと生徒たちが身体を動かしたり、黒板を活用したりしなければ!と反省しています。

あと、新しい日本語教師が、日本語をあまり話せないため、生徒たちが心配です。

生活で心掛けていること


学校内で生徒とすれ違った時には、必ず日本語で(笑顔で)挨拶をすると、ちゃんと返事をしてくれますし、言葉も覚えられます。

また、以前、日本語の授業を受けていた生徒たちにも日本語で挨拶するようにしています。

ホームステイは最初は食生活の違いに少し戸惑いましたが、現在は自分のペースでできるようになりました。

英語の勉強方法


日本語担当の先生が英語の授業も担当しているので、私も生徒と一緒に授業を受けさせてもらっています。結構、難しいですが、楽しいです。

時々、トロントの大学でやっている言語交換にも参加しています。楽しい友達ができればと思います。

また、底の学生が開いている夜間のESLスクールへ週2回、通っています。

その他、カナダ人の友達からも会話などを学んでいます。


#カナダ・オンタリオ州トロントの学校で日本語教師アシスタント

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