カナダ人にたこ焼きをふるまってみた
もうすぐ卒業するGrade12の生徒のために、この町に住んでいる何人かの日本人の方々のご協力の下、日本食のパーティーを催しました。
たこ焼きと巻き寿司と餃子という、みんなも楽しく作れておいしい料理を選びました。
みんなすごく楽しんでいて、特にたこ焼きは、食べるのも初めてなら、タコ焼き機を見るのも初めての生徒ばかりだったので、すごくウケが良かったです。
みんなタコが入っているから気持ち悪がって食べてくれないかなぁと思っていたのですが、みんなそのおいしさにすっかりだまされてすごく気に入っていました(笑)。
Grade12のクラスでは、最近、Provincial Examのためにうんざりするくらい文法や漢字の授業ばかりだったので、いい気分転換になったと思います。
作る前日には材料や作り方をみんなに説明しました。いつもやっているテキストは想像や文章の世界だけのものなのですが、今回はそれを実際に自分の目で見て動いて・・・と現実的だったので、より興味を引いたのか、みんなのやる気がだいぶ違ったように感じました。
本当は、今までに日本語を勉強していたすべてのクラスを招待してやりたかったのですが、予算の関係でできなかった点は残念でした。
学校での出来事
Grad Kidnapping(女装イベント)
ある朝学校に行くと、たくさん女装した男子たちがパレードをしていて驚きました。
あとから生徒に聞いたところ、Grad Kidnappingといって、Grade12の男の子を、夜中に女の子たちが連れ去って、自分たちの服を着せたり、メイクをしてあげる、というものでした。
Grade12にもなれば、男の子もかなりごついので、女装が正直、けっこう気持ち悪い子もいましたが(笑)、男子らは開き直ってかなり楽しんでいたので、面白かったです。
それも含めてですが、最近は卒業に関する行事がたくさんあって、日本の高校とは違うものが見れて興味深いのですが、もう卒業かぁ、と思うとちょっと寂しくなってしまいます。
絵本のチョイスの難しさ
私ではないのですが、ボランティアでたまに来ている日本人の方が、中越地震で人を救った犬の話を元にした絵本を持って来てGrade12のクラスで読み聞かせをしていました。
絵本といえど、語彙自体が難しい上に、かなり長い文章が続く本だったので、生徒が途中で話がわからなくなったり、飽きてしまったりしていました。
絵本を読むときは、生徒の日本語のレベルと興味を両方満たすものを選ばないといけないので、大変だなぁと思いました。
ホームステイ生活
楽しくてとても居心地がよいです。
初めはホストに気を遣ったり、自分の生活のリズムを崩されたりで、日本にいた時に想像していた以上にストレスが溜まったりしていたのですが、それももうすっかり無くなりました。慣れって大切ですね。
最近はホストブラザーの子どもととよく遊んでいます。小さい子のいない家でちょっと寂しいなぁと思っていたし、ふだん、子どもと接する機会が少ないので、楽しいしかわいいです。
ても子どもってほんとにパワフルで疲れている時とかはどうしても「も~」と思ってしまいます。
エレメンタリースクール(小学校)に(日本語教師アシスタントとして)行っている人や、小さな子と一緒に住んでいる人は本当にすごい!と感心してしまいます。
自分の英語
これといって最近始めたことはありませんが、でも前よりずいぶん、よくしゃべるようになったと、自分でも思います。あと少しで日本に帰ることになるので、今のうちにいっぱい話しとかないと!と焦っています。
#カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー東部の学校で日本語教師アシスタント