宗教という観念的なものを海外の人に説明するのはなかなか難しいことですが、見て触って臭って・・・できるだけ五感を使ってもらうように工夫して紹介すると、少しでも理解を深めてもらうことにつながります。
仏壇を自作する
Prayer(お祈り)の時間に、学校の先生と一緒に、日本の宗教とお祈りについて説明しました。
線香がなかったので、蚊取り線香をincenseに見立てて、なんとか仏壇らしくデコレーションして生徒たちに説明しました。
し~んとしてしまって、やっぱりcatholicの学校でこんなことやるのは失敗したかな?と思いましたが、あとで先生が、「みんなすごく良かったって言ってたよ。」と生徒の感想を伝えてくれたので、ホッとしました。
それ以外では、セカンダリーの学期末のテストが終わったので、息抜きで日本語の先生がフルーツバスケットを提案したところ、これが一番盛り上がりました。
他は専ら、日本語の先生のアシスタント業務で、生徒を注意したり、一緒にしゃべっているだけです。
学校の様子
ここの学校はスポーツに力を入れているらしく、火曜日の午後はセカンダリーの生徒と先生は、みんな他の学校との試合に出かけてしまうので、スタッフルームは私と日本語の先生だけになり、すごく寂しいです。
日本語の先生と私は、プライマリーも授業を受け持っているので、セカンダリーのcompetitionには行けません。
子どもたちと先生は、休み時間に一緒に遊ぶようなことはなく、セカンダリーの先生は、ランチの時間でも、自分の机に座って、食べながら仕事をしている人が半分くらいいます。
(昼休みや放課後など)私は非常に子どもたちと遊びたいのですが(=英語を学びたいのと同時に、本当に遊びたい)、この学校の生徒は、先生と遊ぶようなことはないので、今はなんとか遊んでもらう方法を考えています。
ヒント:
昼休みや放課後にJAPAN CLUBや折り紙クラブみたいなものを作って授業以外にも交流できるきっかけを作っていくとよいかもしれません。クラブは校内新聞に載せるか、独自で掲示物を作って校内に張り出して、告知するとよいです。
昼休みや放課後にJAPAN CLUBや折り紙クラブみたいなものを作って授業以外にも交流できるきっかけを作っていくとよいかもしれません。クラブは校内新聞に載せるか、独自で掲示物を作って校内に張り出して、告知するとよいです。
スタッフとは、その人の授業を観に行ったり、ランチの時間は必ずランチルームで食べて、少しでも話したり、と何とかコミュニケーションを取っています。
ホームステイ生活
ホームステイは相変わらず最高です。文句のつけようがありません。
子どもがいないので、私中心に家族がまわっている気がします。私がカタコトの英語でしか返事をしなくても、いっぱいしゃべってくれます。
ホストマザーは、学校でLearning Supportを主としているからか、とても私の英語の面倒見がいいです。
ホストマザーはすっかり私の英和辞典を彼女のものにして、私が「へっ?」みたいな顔をすると、すぐに調べて教えてくれます。(今日のNew Wordは、barrack for・・・、hearse など)
ホストファザーもとてもゆかいなおじさんで、いつも私にくだらないことを教えて(たまに「はいはい」と思うこともありますが・・・)笑かしてくれます。しかし、このホストファザーほど分かりにくい英語を話す人はいません。
でも二人とも大好きです。できるだけ長くここに滞在したいです。
しかし、すごくぜいたくな注文といえば、子どものいるホームステイとはいったいどんなものなのか、気になります。
こちらのお宅には、月末までのステイ予定だったのですが、ホリデー中はここに滞在し続けます。おそらく、その後もここに滞在できると思います。とりあえず追い出されるまで・・・(笑)ここでステイする予定です。
英語に関して
- テレビを観る(ホストマザーと一緒に観ていて、いつも彼女が解説してくれるので、とてもためになります)
- とにかくノートとペンはいつも持ち歩き、何かわからない言葉が聞こえてきたらすぐメモってあとで調べる
- 日記を毎日英語で書こう(と思っている)
- とにかくホストファミリーや子どもたち、教職員らに話しかける。家に帰ったらずっとしゃべるようにしている。
- ホストマザー(学校の先生)に付いていって、いろいろなスタッフの家に行けるので、その時にできるだけしゃべるようする
1ヶ月経って、やっと生徒たちも私に慣れてきたみたいで、よくしゃべってくれます。
ホストマザーがあらゆる先生に私のことをしゃべってくれるので、けっこうそれを話題に、私に向こうから話しかけてくれます。
ランチの時間には、つまらないことでも多くの先生に話しかけるといいと思います。今日は先生たちが、私に"L"soundを面白がって教えてくれました。
生徒に先生になってもらう
私は主にセカンダリーで教えているのですが、みんな本当にいい子ばかりで、私が「英語がうまくしゃべれないから、教えてくれる?」と頼むと、みんな「自分が英語の先生なんやー。」と言って、とても親切に、そしてプライマリーの子供らのように「コイツしゃべれへんから聞いてもムダ。」というのではなく、(セカンダリーの生徒らは)たくさんしゃべってくれて、Year11,12にもなると、ジェントルマンとレディになって、私がNOTICEを読んで難しい顔をしていると、「何がわからへんの?」と聞いてくれます。あの時は本当になんていい子たちなんやーと感動しました。
#オーストラリア・クイーンズランド州の学校で日本語教師アシスタント