マルチカルチュラル・ウィークはオーストラリアでもありましたが、カナダの学校でも催されます。日本でも大学などが催すことがあるようです。
カナダでもマルチカルチュラル・ウィーク
最近のバンクーバーは晴れ、雨、雪が降ったりしています。
カナダの盛大なクリスマスと粗末な年明けを迎え、2週間の冬休み(年末年始)が明けて、また生徒達と一緒に毎日生活していくことができて、嬉しく思っています。
2月の第二週目は、「Multicultural Week」(マルチカルチュラル・ウィーク)となっていて、日本語のクラスでは毎年、日本食を販売しているんだそうです。
今年もその準備で大忙しです。先生たちや生徒たちに前売り券を買ってもらって、当日はお母様方に売り物を作っていただいて、というような段取りです。
私がお金の管理をしているので、神経を使います・・・今年は寿司、餃子、焼きそば、みそ汁を販売します。
Multi-cultural Weekが始まった月曜日は、お昼の時間に寿司などを作って売りました。
水曜日にはみんなで体育館に集まって簡単な式をやって、お昼にはお母さんたちが作ってくださった各国の料理をみんなで食べました。
体育館の前で券を買って、「この料理は券何枚」という感じで、自分の食べたい料理を食べることができます。
私の学校では、カナダ国籍の子の他、イラン、中国、台湾、韓国、日本と、いろんな国の子どもたちが勉強しています。
たいへん国際色豊かなので、こういう催し物をする時は、とても盛り上がります。
私たちは、寿司の他に焼きそば、餃子、味噌汁を作って売り、生徒も先生も一緒になって買いに来てくれたので、合計で800ドルを超しました。
例年は450ドル前後なので、今年は記録的です。私も朝からお母さん方の家に行って、寿司づくりをお手伝いしてきました。とても楽しい1日でした。
日本語のクラス活動
日本語を担当していただいている先生に、「だいぶ教えるのがうまくなってきた」と言われるようになったので、それがとてもうれしいです。
私は最近は、先生に授業だけではなく、いろんな方面での仕事をいただくようになったので、毎日ヘトヘトです。
子どもたちは日本のアニメについてものすごく詳しいので、いつもびっくりさせられます。そしてビデオが好きです。宮崎駿監督の映画もみんな結構、知っています。日本に興味を持ってくれるのがとっても嬉しいです。
ホームステイでの笑い
あいかわらず、という言葉はこの場合、適当ではないかもしれませんが、とても快適です。
デイ・ケアをしているホストマザーで、平日の昼間はいつも小さい子供たちを家で預かっています。とてもきれい好きな方なので、とても住み心地がいいです。
いつも夕食後に一緒にテレビ、例えば「ミリオネア」を観ながら、「ああでもない、こうでもない」と言いながら2人で大笑いするのが日課となっています。
週末は「おもしろビデオ」番組を観ながら2人で大爆笑しています。
自分の母語と同じようには話すことができない状態で、慣れない仕事を半年間してきたので、こうして我を忘れたように笑う時間があると、とても良いストレス解消になります。いつも週末を励みに頑張っています。
英語の勉強
テレビを観ていたり、知らない人たちが近くではなしているのを聞いている時に、それまでどういうのかわからなかった言い回しなどが出てきた時は、ノートに書き留めていくようにしています。
そして授業中や生徒と話している時に、じゃんじゃん使う!最近は生徒に「これ、何て言うの?」と私の方が聞いています。
気が付けば、あと1ヶ月でバンクーバー滞在も終わりとなります。しかし、いまだにネイティブと話をしようとすると、緊張してしまいます。来た当初よりはだいぶ落ち着いてはきましたが、まだまだネイティブと同じようには話せないのがもどかしいです。
本を読んで、映画を観て、聴き取って、会話をノートに書くことは、今も続けています。
学校では
とにかく1日に一人でも多くの先生たちや生徒達と話せるように努めています。先生たちとも生徒たちとも廊下で会ったら必ず挨拶するようにしています。
最近、いろんな先生から「英語が上手」と言われるようになったので、とっても嬉しいです。なので、調子に乗っていろんあ先生達の話に首を突っ込んだり、無理やり話しかけたりしています。
どの先生達もみなさん良い方ばかりなので、私のつたない英語にも辛抱強く耳を傾けてくださいます。
いろんな先生達と話をするようになってきたところですが、あと1ヶ月でアシスタントとしてのお期間が終わってしまうので、とても寂しいです。
私が日本へ帰った後も、私のことをしばらくは覚えていてくれるといいんですけど。
本当に時間が過ぎるのが早い事に毎日驚いています。
#カナダ・BC州ウェスト・バンクーバーの高校で日本語教師アシスタント