和製英語を教えてみた

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試験前(学年末)のカナダの学校の雰囲気


日本だと学年末までに教科書を終わらせるために大変だけど、ここはそうではないらしく、教科書を返した後は、授業中でも誰も何もしていません。先生も生徒と雑談をしていたり。ギターの弾き語りをする生徒もいて楽しかったです。

今月は試験範囲の復習が中心でした。
いつも言うことをあまり聞いてくれない子に限って、復習はよく聞く。今までに失ったマークを取り戻すために頑張っていたようです。

試験問題のチェックやタイピングを頼まれていたので、それを知っていた生徒から「問題を簡単なのに変えて!」と言われたり、あからさまに何が出るかを聴かれたりして、かわすのが難しかったです。試験範囲の復習をしていても、問題を教えるように生徒に言われてしまったので、私はサンプルなら見たけど実物は知らないと嘘をつきました。

効果があった授業


和製英語を教えてみた


10年生にカタカナを教えた時、使用例の単語で和製英語やそれらしき単語を紹介しました。テストやニュース等は英語の発音と似ているのか、すぐに分かったようですが、レジはlazyと思う生徒が多かったり、パソコンに至っては見当もつかなかったみたいです。きっと彼らはすぐ忘れてしまうかもしれませんが、それなりに盛り上がったので自分としては満足です。

習字


今、9年生は習字をやっています。みんな楽しそうです。(だんだんお絵かきの時間になってしまいます。)

授業で難しく感じたこと


生徒に何か質問されても何を聞かれているのかよくわからなかったり、英語で何と答えたらいいのかわからない事が今でも多く、よくへこみます。

時々、先生が字やひらがなのスペルを間違えたり、生徒に「ちょっと間違ってそう・・・」と思うような日本の情報を話すことがありますが、タイミングを逃すと訂正できません。大した問題じゃない時はそのまま流してしまうこともあります。

学年末のためか、5月末からメインの先生が(おそらく)部活の試合などでいない時間が多かったので、一人で勝手に焦っていました。自分がどのくらいしっかりやるように期待されているのかわからないので不安でした。「試験前だから生徒達は必至なはず」と思っていたら、先生も生徒もあっけらかんとしていたので、私が考え過ぎだったのかな?と思いました。

自分がメインで任されている授業がうまくできないと勝手にへこんでいしまいます。その時の気持ちの余裕度におって「アシスタントなのにここまでやらせてもらえるなんて!」と思える時と、「アシスタントなのになぜここまで・・・」と思う時があります。基本的には前向きに考えるようにしています。

学校でのコミュニケーションで気を付けていること


むやみに笑顔をふりまかない。だからと言って顔をしかめない。
笑顔は大切と信じていたけど、場合によっては生徒に見縊られる。笑顔は加減が必要だと感じました。
暇そうな生徒に話しかけたりしています。

ホームステイ


快適です。7月の学期休みは旅行へ行くと言ったら、ホストマザーからステイ代をディスカウントすると言っていただきました。
ホストシスターのバースデーディナーの時など、ホストのお友達と夕飯を食べたりすると、会話についていけないのが切ないです。

ホストシスターの友達が8月からゲストルームに住んでいましたが、今週、引っ越していきました。ホストマザーのボーイフレンドがよく来る(泊まる)ようになりました。彼はとてもいい人で、私にも時々話しかけてくれたり、英語を教えてくれます。いっそ、この家に住んでほしいくらいです。ホストマザーはダイエット中で、自分は食べられないのに、私のためにご飯を炊いてくれます。

英語


子ども用の小説を読んで、わからない単語を覚える。
とりあえず何となく知っている単語の意味をホストに聞いてみる。時々、そこから話が広がって楽しいです。

ESLの問題集を買ってやっています。今日、10年生のEnglishのクラスを試しに受けさせてもらいました。ちょっと難しいけど、もうしばらく様子を見るために受けさせてもらおうと思います。この約7か月間の英語の上達のしなさ加減に呆れています。このまま帰国するのは恥ずかしいので頑張ります。

#カナダ・BC州デルタのセカンダリーで日本語教師アシスタント

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