海外の子どもたちは、授業中、それほど集中力は続かない傾向がありますので、気分リフレッシュで合間に遊びを取り入れる必要があります。

効果があった日本語の授業


けん玉で集中力リカバリー


先週まで大学からオーストラリア人の教育実習生が来ていたのですが、言葉の勉強の合間に、生徒たちが飽きてきた時に、けん玉で遊んだ後、また集中力が生徒に戻ってきたことがありました。

ヒント:
日本のように協調と忍耐力教育がおこなわれいない海外では、授業中、とにかく、体を動かさせることで集中力を維持させる必要があります。モノやお菓子などの「ご褒美」で釣る、ということも平気で授業中におこなわれていることもあります。

鉄板系はやはり鉄板


お好み焼き Year9,10,12のクラスでしました。みんな、一言・・・Yummy・・・(ヤミー/おいしい)
お好み焼きは本当に人気です。

ヒント:
鉄板料理系は、外国人ウケはよく、ハズレはありません。お好み焼き、焼きそば、玉子焼きなど。その他、日本の子どもが好きなものは、総じて、外国人も大好きです。例えば、親子丼、かつ丼、カレーライス、ラーメン、寿司など。

理解や意欲もモチベーション次第


生徒たちといっしょに日本の雑誌を見たり、まわし読みしています。最後ということで、プレゼントや手紙をもらったり、いい子たちばかりでした。

Junior SchoolのYr3のTea Ceremonyをしました。Y3は日本の文化などを勉強しているので、みんな楽しそうに見ていました。

また、折り紙もしました。生徒数が多いので、私の友達にも来てもらい、浴衣を着てデモンストレーションをしました。

折り鶴は難しいのですが、紙芝居やうちのsenior school(上級生)のWhite Craneという鶴のplay(演劇)を見に来たりしていたので、頑張って作ることにしました。難しすぎて泣き出しそうな子もいましたが、
楽しかったです。

学校のできごと


試験官もお仕事


先日、Japan Foundation(ジャパン・ファンデーション)に行ってきました。

その日は1日、HSC Japanese Beginner's Student's Practice Day で、私も試験官として行きました。

先週からこの日の為にコピーをしたり、ファイルを作ったりと大変でしたが、当日は思ったように事が進んだのでよかったです。

あと、他の学校の生徒のレベルとかも分かったし、うちの生徒たちも私以外とロールプレイができたのでよかったです。

試験官をしながらも、うちの生徒が気になって(特にスピーキングが下手な子)見てしまいましたが、でも笑顔で答えていたので、ホッとしました。

一日話しっぱなしだったので、疲れて家では一言もしゃべれませんでした。

交換留学生


日本からExchange Student(交換留学生)が東京から来ています。彼女は2か月、この学校にいます。

今度の休みに入ったら、先生とYr10の子どもたちといっしょに5日間、キャンプに行きます。野生のカンガルーが見れるということで、楽しみです。

ハプニング


日本語の先生の腕の骨折によって、授業が1週間遅れたことがありました。こちらの生徒たちは、考えていたよりも文法集を一生懸命勉強していることが特に印象に残りました。

あと、突然、「今日、Year10の授業をやって。」と言われて何も準備していなかったことが反省点です。

ヒント:
オーストラリアは比較的日本語教育が盛んなので、日本の文化紹介的なものに加え、レベルによっては、日本語の文法もしっかり勉強しますので、学校によっては、日本語教師冥利に尽きる経験もできます。

英語


日々の理解できなかった単語をノートに書き留め、覚えたり、ネイティブスピーカーのスピードに慣れるため、テレビを観て学習しています。

英語が流暢に話せないので、日本語教師のアシスタントとして、役に立っているのかが心配です。

ヒント:
(もちろん、英語ができるに越したことはありませんが)英語を流暢に話せることは、学校側はそれほど期待していません。それよりも、日本語のネイティブとして、積極的に取り組む姿勢が大切です。英語についてはそれほど心配する必要はありません。


明日でTerm2も終わりということで、私の活動も終わりです。終わってみたらあっという間ですね。いろんなことを学んだ気がします。生徒の何人かは、家庭教師をしてほしい、ということで、週1or2くらいでする予定です。

#オーストラリア・NSW州シドニー北部の学校で日本語教師アシスタント

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