教室内という限られたスペースや、イスに座ったままでも、体を動かしながら日本語を自然と学べるアクティビティはたくさんあります。

日本語の授業


にほんご時間ゲーム


日本語の数字と時計の読み方を覚えてもらうために、「時間ゲーム」をやりました。

ichi-ji
ni-ji
san-ji
yo-ji



というカードを生徒の背中に貼り、スタートの合図で「自分は何時なのか?」を周りの生徒に尋ねながら、1時から12時までの列を作る、というゲームです。

アルファベットが済んだら、次はひらがなで「いちじ」「にじ」・・・と、ひらがな、カタカナ、漢字・・・といろいろなバージョンを展開していくことができます。

また、人数が多いときは、何時何十分とか、分単位まで入れて複雑化させると盛り上がります。

机の上ゲーム


"Put みみ(耳), つくえのうえ"と私が言ったら、生徒は耳を自分の机の上に置かなければ(あてなければ)ならないゲームが盛り上がりました。

「耳」の代わりに、手・口・頭・鼻・右頬・左頬・右耳・左耳・髪・顎・・・などいろいろなバリエーションが楽しめます。

"Put みぎて, となりのひと"なども展開していけます。

体の部位や上下左右などを覚える練習にもなりますし、体を動かすので、生徒の集中力も持続します。

オーストラリアの学校行事


お遊戯で日本の歌と踊りを披露


月末に生徒によるお遊戯会が開かれるのですが、生徒はみんな恥ずかしがりながらも、一生懸命練習していてカワイイです。

そしてなんと、K/Y1の劇中に、日本の歌が取り入れられることになり、今、必死に教えています。

当日は全員が扇子に着物なので、その準備にも追われています。

学校にプールがない

水泳大会(Swimming Conpetition)が近々あるので、生徒たちは、週1ペースで、近くの(といっても往復バスで40分もかけて)スイミングスクールに通い始めました。

日本ではほとんどの学校の敷地内にプールがあるのに、ここでは水泳の授業をわざわざ外部のスイミングスクールに受けに行かなければならないのには、驚きました。

ヒント:
水資源が豊富な日本と異なり、オーストラリアは水は貴重な資源です。そのため、学校によってはプールがないところもあります。また、水不足になりがちなので、家でのシャワーも「7分以内」といったルールを設けている家庭もあります。庭での散水にも制限がある場合もあります。

オーストラリアでの生活


今タームに入ってから、何人かの先生に「週末に泊まりにおいでよ」と誘われることが多く、テニスしたり、川で泳いだり、楽しく過ごしています。

前のホストマザーから教えてもらったホームメイドパスタを今のホストファミリーに時々作ってあげています。

結構take awayや冷凍食品が多い家庭なので、ふつうのパスタとの味の違いにかなり感動してくれます。

今のホストマザーはいい人なのですが、けっこう気分屋で、その上ヘビースモーカーなので、ちょっとつらいです。

何か嫌なことがあったり、悩んだりした時は、学校のすぐ近くにある前のホストファミリーの親戚の人の家に行って、話を聞いてもらったりしています。
この頃は2週間に一度、日本料理を教えに行っていて、そのまま一緒にディナーを食べたりもしています。
とてもいい人達で、心が和みます。

英語の勉強でやっていること


ニュースを毎日観るようにしています。

ハリーポッターは相変わらず読み続けていて、今、5冊目です。

会話はできるだけ長くする、沈黙は避けるようにしています。

休日や夜は眼鏡でいることが多いのですが、例えば「ミリオネア」や「Deal of No Deal」を観ている時、問題文の文字が小さくて読めないので、司会者が読むのを聞いて理解するしかない、という状況に陥っていますが、これって結構、いいリスニングの練習になっていることに、最近、気が付きました。


#オーストラリア・NSW州内陸部の小学校で日本語教師アシスタント

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