水泳を通じての国際交流体験談

オーストラリア コラム

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3月下旬、オーストラリアでは、ようやくTerm1(第1学期)も中盤になりました。どこの学校でも、クラス替えでそわそわしていた生徒たちが、落ち着きを取り戻してくるころです。

クラスのまとまりをよくするために、この時期にスイミングイベント(水泳大会)を催す学校がよくあります。
さすが水泳大国オーストラリアということで、この学校単位の水泳大会でも、本格的な競技が行われ、小学校でも1000メートルを泳いだりするそうです。

日本語教師アシスタントも水泳大会に参加

こうしたイベントで、日本語教師アシスタントの皆さんも、先生グループの一人として競技に参加しています。

オーストラリア人は飛び込みがうまい

日本語教育を行っている学校が多いビクトリア州の日本語教師アシスタントからは、
「500メートルリレーに参加しました!さすがに競泳水着は恥ずかしかったので、Tシャツを着たまま泳ぎきりました!3番目に泳いだので、私がのろのろ泳いでもあまり目立たなくてホッ・・・。びっくりしたのが、みんなきれいにどんどん飛び込むことです。私は飛び込めないから、壁キックでバトンタッチ。それが本当に恥ずかしかった!こっちの子どもたちはみんなトビウオみたいにピョンピョン飛び込んでうらやましい。(VIC州で活躍中の日本語教師アシスタント)

と、水泳大会の様子をレポートしてくれました。

水泳の応援もすごい

また、ニューサウスウェールズ州でも水泳は盛んです。
丸1日掛けて、近くのプールで水泳大会を開催。近くの学校が3つ集り、合同水泳大会。学校ごとに気合の入れかたがすごい!応援団もいて、盛り上がりました。曇り空で肌寒かったから、私は泳がないで点数係をしていたけど、生徒たちは本当に元気で、水にぬれても全く寒さを感じないみたい。結果は、私の学校が優勝!よくやった!!(NSW州で活動中の日本語教師アシスタント)

コモンウェルスゲームズ(Commonwealth Games)

Term1(第一学期)は通常、どこの州でも4月まであるのですが、今年だけビクトリア州は3月10日で終わり。たった6週間しかありません。なぜかと言うと、4年に一度行われるCommonwealth Gamesが行われるからです。

このGames、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの英国連邦に加盟する国のみが参加する大会で、日本ではあまりなじみがありませんが、オーストラリアでは、冬季オリンピックより話題になっています。

この大会が主催されるので、ビクトリア州全体で大会を盛り上げようと、学校のTermさえ変更してしまいました。ビクトリア州で活躍していた日本語教師アシスタントの多くの方は、このゲームを観戦してから帰国されるとのこと。

とにかく、水泳をはじめ、ラグビー、クリケットと、とてもスポーツが盛んなオーストラリア。多くの日本語教師アシスタントが、屋外で生徒と一緒に体を動かして、真っ黒に日焼けしていることでしょう。

英語力に少し自信がなくても、スポーツを通して国際交流したい方!そんな日本語教師アシスタントをオーストラリアは温かく迎えてくれます。

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