カナダで神社と寺院を手作りして教える

カナダ 日本文化

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本や写真で説明するだけではなかなか伝わらないので、賽銭箱やおみくじ、鳥居などを手作りして、日本の神社や寺院などを生徒に教室で「体験」してもらいながら紹介する日本語教師アシスタントもいます。

日本語のクラス

先日、コンタクトスタッフ(ホストファザー)が風邪を引いたため、一人でクラスを見ることもありました。
少し緊張の日々が続きましたが、子どもたちも全員協力的で、私の方も勉強になりました。

お年玉に五円玉

1月初めの授業では、日本の正月について紹介をしました。その後、「お年玉」と称してクラス全員に五円玉をお年玉袋に入れて渡したらとても喜んでいました。

穴が空いたコインは珍しく、とても喜ばれます。

フィリピン、フィジーのお金にも穴が空いているものがあるそうです。

凧作り

そしてお正月の遊びにちなんで、凧作りをしました。竹ひごがないので、代わりに硬めの紙で代用して、凧の裏の芯付けをしました。子どもたちも楽しんで自分のデザインした凧を作っていました。

神社を紹介

その他「神社」についてのプレゼンを行いました。
  • 説明のポスター
  • 賽銭箱(ティッシュ箱)
  • 鐘(風船とベル)
  • おみくじ
  • 鳥居
を準備して、子どもたちにも神社の雰囲気を味わってもらいました。

特にお参り と おみくじは子どもたちが気に入ったらしく、教室の後ろに置いておいたら、放課後や昼食のときに、自分たちで遊んでいました。

寺院を紹介

また別のクラスでは日本の「寺院」について教えました。
準備したものは、
  • 説明のポスター
  • 坊主頭(風船に紙を貼って作りました)
  • 木刀(新聞紙)
などです。

生徒らには座禅を体験してもらいたく、子どもたちにも神社に続き実践してもらいました。

しかし座禅についての説明が不十分だったため、悪ふざけをする子どももいて、クラスが騒がしくなってしまいました。

授業以外では

先生方は子どもの指導でお疲れだとは思いますが、私の心の中では、「お昼休みはカンバーセ―ション・タイムだ!」と題して、積極的に子どもたちに話しかけられるようにしています。

子どもたちには、何でも気が付いたことや日常の会話など、その都度、話しかけるようにしています。

カナダでのホームステイ生活

学校のコンタクトスタッフがホストファザーなので、年末になるにつれ、お互いの疲れが溜まってくると(しかも教育実習生も抱えていて)、お互いにプライベートの時間をうまく作るように専念していました。

1月になってからはお互いコミュニケーションを図る時間も多くなりました。

ホストペアレントが外出するときは、必ず私たちの食事のことを考えて、気遣いをしてくれます。

ホストマザーはとてもおしゃべり好きなので、私もわからない表現などがある時には積極的に質問しています。

英語について

英語の「勉強」はしていません。毎日リスニング、そしてReading Laboratory を続けています。そしてホストマザーに生活で使える日常会話を教えてもらったりしています。

ただ、毎日リスニング、本を読むだけでは不十分だとも思っているので、週間、または月間でテーマを決めて、そこに集中して勉強したいと思います。

学校のESLの先生は、日本に親戚がいるそうで、日本に興味を持ってくださっています。

私が「英語を伸ばすためには何が必要か?」と質問したところ、本を借りてきてくださったり、教材を調べてくださったりしてくれました。

日本語にも興味があるということなので、お互いにシェアすることになりました。


#カナダ・BC州バンクーバー南部の学校で日本語教師アシスタント

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