学校生活やホームステイ生活を通じて、本場のハロウィンを満喫できるのも、日本語教師アシスタントの醍醐味の1つです。
学校行事
学校でPTAではなく生徒の家に集うカナダ
Parents’ Partyといって、学年ごとに生徒の家に先生や親たちが集まって、飲んだり食べたりするパーティーがありました。日本語を選択していない生徒の親とも知り合いになれ、学校で会った時、話もできるようになったので、とても良いパーティーでした。
先生方もふだんは校内ではとても忙しそうにしているので、ゆっくりお話できる機会があり、良かったです。
学校全体が本場のハロウィン
ハロウィンの日は午前中にassembly(全校集会)があり、ユニセフ関係の劇をG5とG6がやっていました。プライマリー(PreK~G2)は、午後がパーティーで、各教室でアクティビティをやっていました。私はG5,6の日本語の授業があって少ししかアクティビティのほうにはいけなかったのが残念です。
日本語のクラス
日本のお化けを紹介したけど・・・
ハロウィンにちなんで、日本のお化けの絵を描いて壁に飾りました。ちょっとかわいく描いてしまったようで、子どもたちからは"Funny!"と言われ、全然、怖がってもらえませんでしたが、日本のお化けにとても興味は示してくれました。ハロウィンの折り紙
また、ハロウィン関連の折り紙もやったのですが、難しかったようです。本当にこちらの子は(特に男の子は)不器用なんですねぇ・・・みんな。そもそも紙を真っすぐに折るということからできないみたいで、かぼちゃを最後にふくらますのに、ふくらまない子が多くて大変でした。
それから黒の折り紙がなかったので、灰色で魔女を作ったら、「ピングー!」と言われてしまいました。
日本文化紹介だけだと確かにネタが尽きてしまいますが、日本語や平仮名もゲーム風にやったら、勉強というより、楽しい時間になると思います。例えば平仮名魚釣りゲーム(クリップを付けた紙を磁石で釣る)など。
幸い、私の派遣校には日本語関連のプリントや資料がたくさんあるので助かっています。
ホームステイもハロウィンづくし
ホストマザーはHalloweenというか、イベント好きなようで、小さい子がいないのに、ちゃんと家の外も内も飾り付けをしていました。しかもハロウィンに向かってグッズが日々少しずつ増えていくのがおかしかったです。
子どもたちが小さい頃に作ったクラフトもすべてとっておいて、毎年飾っているようです。
私の折り紙「クモ」やJack O' Lantern も今年から加えてもらいました。
ハロウィンの晩も、たくさんの子どもたちが"Trick and Treat!"にやって来ました。その後、近所を散歩して、いろいろな家のそれぞれのデコレーションを見れて、とても楽しかったです。
カナダにおける原爆の扱い
アニメ「火垂るの墓」が学校ではRestricted(禁止)と知り、驚きました。原爆関係の悲惨な写真や映像も、親から苦情が来るので、使わない方がいいと学校の先生に言われました。他の先生からの提案で、「Sadako with thousand cranes」の劇をすることになり、脚本も読み始めましたが、原爆被害の話というより、病気の女の子の悲劇の物語・・・という印象を受けました。
英語力も大切だけれど、上記のようなこともあり、カナダのことを自分はあまり知らないなぁ・・・ということに気付きました。
原爆を落としたのはアメリカだけど、カナダはどういう立場にいたのかなぁ、等。どうもアメリカと同一視してしまいがちなのですが。それで少し歴史の本などを読み始めたところです。
学校では、当たり前ですが、廊下で会ったら挨拶をするようにしていますが、その時に、なるべく名前を呼んで挨拶するように心掛けています。
#カナダ・BC州バンクーバーの学校で日本語教師アシスタント