日本の絵本でも、英訳(英語版)が出ているものはたくさんあり、カナダでも学校や市の図書館などで借りることができます。
絵本
週に2,3回、子どもたちに本を読み聞かせるので、その際、分からなかった単語を書き出して、後で復習するようにしています。情けない事に、絵本でもチラホラ知らない単語があるので、子ども用の絵本で結構、勉強になっています。もうすぐカナダのRemembrance Day(戦没者追悼記念日)なので、それに向けて読んだ絵本「Faithful Elephants」(「かわいそうな象」の英語版)・・・カナダでも図書館で見つかります・・・は、子どもたちが涙をこらえて聞いてました。
戦争で、動物園の動物たちを殺さなければならなくなった時の話で、悲しいストーリーですが、戦争、そして当時の日本を語るのに良い教材だと思います。
読み聞かせている自分の方が泣きそうになりました・・・。
10月はハロウィンづくし
なんといってもハロウィンです。2週間くらい前から折り紙でオレンジの風船を作り、顔を描いてカボチャにみたてました。黒い紙でコウモリを作成。Japanese Room(日本語クラスの教室)のドアも飾り付け。なかなか好評でした。Field Trip(フィールドトリップ/課外活動・社会見学)で、Pumpkin Patch(パンプキン・パッチ/かぼちゃ畑兼販売所)へ行きました。一面のオレンジのカボチャにただただ唖然・・・。
ハロウィン当日は浴衣を着て登校しました。子どもたちや先生方の仮装に「負けた・・・」と思ったけれど、浴衣というものも新鮮だったらしく、Japan Clubのある曜日だったこともあり、子どもたちにも喜んでもらえました。
日本語の授業
どんな顔ゲーム
- まず顔などのパーツを日本語で教えます(頭、方、目、耳、口、鼻、首、眉毛・・・など)
この際、♪ Head and shoulders, knees and toes ♪の音楽(ロンドン橋落ちたのリズム)に合わせて♪「あ~たま、かた、*ひざ、あし・・・♪」(*3回繰り返す)「め、みみ、くち、はな・・・」と各パーツを手で示すダンス?をして覚えてもらいました。 - 次に、大きい←→小さい、長い←→短い、といった簡単な形容詞を教えます。
- その後、各自ノートに先生(私)が言った通りの顔を描かせる
おおきい あたま
ちいさい め
おおきい はな
おおきい くち
ちいさい みみ
みじかい くび
ながい かみ
ながい まゆげ
・・・例えばこんな仕上がり。
最近、突然、一人で授業をしなければならない場面が増えてきました。一応、何をするべきか、内容は指示されるものの、ふたを開けてみるまで、授業の流れはわかりません。半分も終わらなかったり、とんでもなく早く終わってしまったり・・・。
早く終わった際は、生徒にそれを悟られないように、授業の復習で質問をどんどんして、何とか終了時間まで持ちこたえています。
学校では・・・
子どもたちとは常に笑顔で、でも注意をする時はキチンと注意する、という緩急をつけるよう、心掛けています。しかし、どうもナメられている・・・(笑)。
スタッフとはまだまだ・・・輪に入ることができませんが、個別対応は少しずつできるようになってきています。そして聞かれてもいないのに、週末の出来事をペラペラ話したりしています(悲)。
ホームステイもハロウィン
ハロウィンの日は、子どもたちと一緒に、Trick and Treatで近所の家々を回りました。最近ずっと手こずっていた一番年下の女の子(Grade1)と、急に打ち解けて、妙になつかれています(笑)。きっと彼女の誕生日に、折り紙で32角形のくす玉と、かぼちゃのキャンディボックス(ハロウィンが近かったので)を25個(彼女のバースデーパーティーに招かれた子供全員分)、そして手作りのカードを渡したのが効果あったかな?頑張りました・・・。
#カナダ・BC州バンクーバーの学校で日本語教師アシスタント